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新しい家族はもふもふでした!幼女はもふもふと幸せな明日を生きる事になりました。  作者: ぷらなちか


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お淑やかにの日

雪はもうイヤ~!

な週明けでしたが、皆さまはご無事でしょうか?

インフルエンザBがかなり流行ってるみたいですので

気を付けてくださいね~

とある日の朝食後。

わたしは侍女達に取り囲まれドレスを着せ付けられています。


もちろん今朝も軽く鍛練は済ませていますし、汗を流して朝食もしっかり食べたあとです。


なぜ朝からドレスアップしているのかと言えば、今日は急きょフィーナねえさまの代わりにかあさまと他家のお茶会に行く事になったからです。

フィーナねえさまは昨夜から発熱して寝込んでいるとの事で、心配ですが侍女たちにお見舞いよりもお茶会です!と言われてしまいました……。

バロックに頼んでお見舞いのお花だけはお庭から摘んで持って行ってもらいました。

ねえさま付きの侍女によると侍医の見立てでは風邪との事でしたので、わたしにできることは何も無く。


そうとなれば、ねえさまの代わりにしっかりお茶会で社交をつとめねばです!


「お可愛らしいですわぁ~淡いお色が良くお似合いです!」


今日の装いは淡い桃色に小花の刺繍を散らし、袖や胸元に小さなリボンが付いているのもステキでお気に入りになりそうな新作のドレスです。

少し前の街歩きの時にとうさまたち男性陣が知らない間に注文したらしいドレスですが、可愛いので怒れません。

さすがとうさまとにいさま!って言ってしまうぐらいに私好みなんだよなぁ~

紳士にとってはこういうことも嗜みらしいけど、うちの男性陣はなかなかすごいと思う。

ちなみにかあさまも今日はとうさまたちが注文した新作ドレスらしいよ?

お茶会が開催される伯爵邸まではとうさまが送ってくれるんだって♪

絶対かあさまのドレス姿が見たいからだと思う!

って言ったら侍女さんたちには大ウケでした♪♪


「さぁひめさん、そろそろ時間ですよ!」


バロックに言われてあわてて最後に姿見で自分を確認する。

ドレスはもちろんバッチリ決まってるけど、髪型も今日はダウンスタイルにして左右の髪だけ編みこんでドレスに付いているのと同じリボンで結んでもらったの!

ふんわりした女の子らしい髪型だと思う。

最近は鍛練に全振り気味だからついついポニーテールにしがちなだよなぁ~だからこういうのは久しぶりかも?


「ねぇ?バロックほんとに似合う?可愛い?」


「もちろん!めちゃくちゃカワイイデス!」


「ほんとに?なんでカタコト?」


ちょっと挙動不審なバロックにエスコートされて玄関ホールに行くと、すでに準備万端なとうさまがいました。


「あれ?かあさまは?」


「おぉーネリは今日も可愛いなぁ!やはりそのドレスにして正解だったな!ラフィーネはまだ少しかかるようだ。」


そう言われて玄関ホールを見わたすが確かにかあさまの姿はまだ無かったので、うなずいてとうさまに視線を戻したのだが、ガバッととうさまに抱き上げられてしまった。


「ふむ。ちょっと筋肉がついて重くなったか?だがちゃんと抱き心地はやわらかい。うまく鍛練しているようだな。女の子は男と違って難しい。やりすぎると女らしさが無くなってしまうからな。」


「そうなの?強くならなくちゃいけないんじゃないの?」


わたしがそう言うと、苦笑いしたとうさまが優しくわたしのさんかく耳をなでてくれる。


「強くなれとは言わん。だが死なない手段は身につけろ。お前を一人にすることは絶対にしないが、何が起こるかはわからんからな。自衛手段だけこなせれば十分だ。」


「う~ん!?それはなんかむずかしいね。」


「だろうな。だがまぁ大丈夫だ。ネリはよくやってる。鍛練は毎日の積み重ねだからな。」


とうさまの言葉に周りに控える護衛騎士たちも頷いている。

わたしもにこっと笑ってうなずいておいた。


とうさまに抱かれておしゃべりしているうちに、ふわっとユリの香りがしてかあさまが来たのがわかった。

顔をあげるとすでにとうさまは階段の方向に目が釘付け!

視線をたどった先にはやっぱり今日も綺麗なかあさまが立っていた。

とうさまはすぐにわたしを床に降ろしてかあさまのエスコートに動く。

わたしはその場で待ちながら二人を眺めた。


いつもの騎士服姿のとうさまに手を差し出されたかあさまがゆっくり階段を降りてくる。

かあさまの今日の装いは昼間のお茶会なので、露出を抑えつつ胸元から首にかけてを白のレースで飾った淡い色合いの青のドレスだった。

とうさまが選んだだけあって、かあさまにピッタリのデザインとお色だと思う。

本当にわが母ながら美しい人だよなぁ~とうさまがベタ惚れなのも納得しちゃうわ~

こんなに若々しいのに4児の母なんだよなぁ~本当に獣人って不思議だわ。

獣人と言えば多産と思うかもしれないけど、妊娠、出産に関してはどの種族も日本人とほぼ変わらない。

多くて双子か三つ子くらいで、ほとんどは一人ずつ生まれてくる。

貴族だと三人子どもがいたら十分な感じらしい。

平民だと労働力として子だくさんな家庭もあるけど、獣人は生まれてみないと種族が分からないこともあって、それなりのリスクを考慮しつつ産むのが一般的だと先生から習った。

私もいずれ大人になれば経験するのだろうけど、日本でもまだまだ結婚なんて!と言う感じで生きていたからよく分からないのよねぇ~

まぁ順番的にも一番最後だろうし、まだ5歳児だからね!

うん、今考えるのはやめておこう。


「あらあら。ネリ!なんて可愛いのかしら♪今日はネリを連れていく初めてのお茶会よ~楽しみね!」


「楽しみなのは分かるが、ちょっと落ち着きなさいラフィーネ。それに急がないと遅れるぞ?」


とうさまに肩を抱かれてハッとしたかあさまに手を繋がれ、わたし達は馬車に乗り込んだのだった。


さてさて、初めての他家のお茶会。

どんな感じかなぁ?

騎乗した護衛騎士に囲まれた辺境伯家の馬車に乗り出発です。

バロックはかあさまの侍女と一緒に後ろの馬車に乗るはずが、私が心配だからと強引に一緒に乗り込みました。

まぁ、とうさまはかあさまにべったりだし、バロックがいてくれた方が気が紛れるかもね?









読んでいただけて

ありがとうございます。

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