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怪物モグラ2 パートB

エージェント達が出発すると共に、光風指揮官が車内から観光名所の関係者から国の政府に向け、状況報告と対処に向けての支援要請を行っていた。


「…はい、御助力感謝致します首相。」

光風指揮官は電話を済ませると、向かいの席についている索敵班のエージェント・星田に声をかけた。


「星田君!禅内君達と連絡を取れるかね?私達が行くまで待機するよう伝えておきたい。」


「分かりました。無線ですがどうぞ!」

星田の持っていた無線機が、光風指揮官へと手渡される。


「禅内君、こちら光風だ!すまないが我々の部隊が到着するまで、どこかで待機していて欲しい…」


「光風指揮官!待機ですね?分かりました!」


「そちらに民間人は確認できるかね?」


「はい。池の周りの道路をぐるりと…あと、パトカーから降りる警察官もたくさんいます!」



・下の方では禅内が旋回している間出現しているアイスロードを、一般人達がもの珍しげに見上げていた…


「ねぇおかーさんおとーさん。おそらに浮かんでるのはなぁに?」


「なんなんだろうな?UFO…には見えないが、何かのアトラクションか?」


「あなた、流石にそれは難しいわよ。見たところかなりの高さだし、例え高く上がってもあの高さは息苦しいはずよ?」


「あたち、きになるー‼︎」


「「はいストップ~」」

幼児の女の子が道から出て中の敷地に入りかける所を、若い両親が揃って止めた。


「ぶ~…」


「池の水が干上がってるから足元が分からなくて危ないわよ?ここからでもじっくり見れるんだから、焦らない焦らない!」


「…はぁーい」


下ではそんなやりとりをする親子を含め、たくさんの見学客が群がっていた。



「見物人が多すぎだろ!危険だって事がわかんねぇのか?」


「(とにかく一度降りておきましょ仁!多分私達の事を下の人達は見せ物として見てるかも知れないから。)」


「…そう言う事か。よし、降りるぞシアン!」

俺はこれ以上見られないように素早く下に滑り降りてから、手でアイスロードに触れて解除する。


「うはぁ!やっぱ地面ぬかるんでいるな。まあ移動はできるから良いけどよ、みんなが来るまでこの場所で待機しろって事か…」


「ついでにこのままあのでかいモグラが出てこないか、見張っておくぐらいはしとこ?」


「だな。それにしてもどうやって湯の水を流し込むんだか…なんならついでに、緩い溝でもほっといてやるか!」


「…まさか、あの距離まで素手で掘るつもり?」


「んなわけあるか!氷の柱を向こうまで立たせてから、炎で溶かして跡をつけるんだよ。」


「なるほど!!︎さすがは仁ね!」


「ヘへヘッ‼︎じゃあ行くぞ?…はぁぁ‼︎‼︎」



彼によって穴の所まで出現していく小さい氷柱が連なっていくその幻想的な光景は、遠くで見る一般人達の目にもうつってしまったらしい。


「「スッゲー⁉︎」」

パトカーの影に隠れてこの異常事態を見に来ていた小学生くらいの男子達は、突然真っ暗な池の中で氷柱の先端が町のライトに照らされた形で姿が現れた為、その光景を見て感動した。


「あの氷は…仁さんだー‼︎」


「兄貴、また目立つ事をしてるな。」


「もしや禅内、溶かした氷の水で水路を作っているのか!」


「マジか!やはりあいつは何でもありだぜ。」


「同感です…」

須上直毅達や犬吹豪太達の乗っている車でのやり取りと似たような話が、各エージェントチームが乗っている車内でも行われていた。


無論、感嘆の声もあがっていたのは言うまでもない…



「仁~、余計目立っちゃってるみたいよ?」


「やっちまったか…てか、なんでほんと帰らねぇんだよ町の連中は⁉︎」

俺もそうだったけど、危険な状況下でも野次馬根性を見せてしまうのが日本人の性ってやつなのか…


「派手な炎は出さずに、まっすぐ氷の柱を溶かしてみるのは?なるべく見られにくい感じで!」


「難しい注文だな…まあやってはみるが。」

俺は住民から見られないように体で壁をつくり、両手で包み込めるほどとても小さくて強い炎の球を編み出した。


「後はゆっくり押し出して、勝手に進んでいってもらう。」

氷に小さい火の玉を当てると、ゆっくりと進みながら氷柱が一つずつ綺麗に溶けた。


火球が氷を溶かした所には、ちょうど良い形の溝が出来上がる。

その頃にはちょうど、エージェント部隊達も到着したようだ。


「禅内君。私達は今ちょうど着いたのだが、君は今氷柱の近くにいるのか?」

光風指揮官から、再び無線からの連絡が来た。


「あっ、はい。お湯を流しやすいように溝を作って時間を潰してました…すいません」


「いやいや謝る必要ないぞ⁉︎むしろ助かる‼︎

とにかく、今いるその場所からまっすぐ後ろに下がって来なさい。」


「了解」

俺たちはモグラが襲って来ないか警戒しながら、そのまま後退していった。


「…待たせたね、禅内君にシアンさん。モグラの様子はこちらでもモニタリングをしている。皆の手伝いを頼みたいが良いかな?」


「はい‼︎シアン、行くぜ。」


「オッケー!」

俺とシアンは、そこからおっさん達がいる場所まで下がり共に準備を進めていく。


お湯を流す機材やポンプを溝へと合わせる作業を、俺は皆と協力して作り上げていった。

こんな時にとは思うけれど、誰かと力を合わせて作業するのって、とても充実した気分だった。



「おっ?見てみろ!今度はさっき車で入ってきた連中が何かを準備し始めてるぞ?」


「本当ね。やっぱりこれってアトラクションだったのかしら?」


「近くでみたいー!」


「ほらお嬢ちゃん?私達が今いるここが安全な場所だから、ここで我慢していようね?」


「ぶぅ…」

警官のお兄さんが優しく声をかけてきたので、女児はむくれながら従った。



「ふむ…禅内君のおかげで氷柱のあった場所の溝も良い具合にできているようだ。

ではこれより、ヤマタノオロチ作戦を決行する‼︎」


「了解!」


「サー!イェッサー!」

俺達とエージェント部隊総員がそれぞれ返事をしたあと、手早く分かれて支度をしていく。


「須上、相田はどうしてるんだ?」


「それが、光風指揮官のガイダー・ルウェンが雰囲気を出せるようにと、明音にコスプレをさせてるらしい。

車の奥に入っていったようだがもうそろそろ出るころだろう…」


「…うぅ!直毅ぃ〜」


「おっ?来たか明n…ブッフゥゥ⁉︎」


「す、須上が鼻血を出して倒れたァァ‼︎」

須上が勢いよく鼻血を出した理由、それは……


「ルウェンちゃんー!なんでこんな裸の部分が見えそうな服を選ぶのよぉ⁉︎」

上下共に下着を一切付けてない状態で、服を着せられていたから…


素肌を直接覆う程度の薄い桃色の生地をした短い丈の巫女装束に身を包み、恥じらい続けている相田の姿がそこにあった。


「何をおっしゃいます?やはり囮役となると、相手が食べたくて襲い掛かる程の魅力がなくては始まらないのではないでしょうか‼︎…ハァハァ」


「ルウェン、いつの間に小さいカメラを持っていたのだ?それに、流石にこうなると私達男衆は目のやり場に困って作戦に集中できんのだが…チラッ」


「右に同じです…ってか、俺は相田を見ないように意識しながら敵を見るなんて無茶ですよ⁉︎がっつり見える位置にいるんですから!」


「ま、待て禅内!一度俺を明音の所へ連れて行ってくれ…上着だけでもかけてやりたい!」


「お、おう‼︎」

今も鼻血が止まる事なく溢れ続けている須上を立たせて、俺は相田の所まで肩を貸しながら移動した。


「須上、代わりに脱がしてやるからじっとしてろ?」


「ああ、助かる…」


「あぁ…なんと素晴らしいツーショット!まるで、コアな女性客様達が見ておられるBL本に似たシチュエーションですわね‼︎ハァハァハァ……」


「ルウェンは何でもこいかよ⁉︎」

最初に見せたあの素っ気ない表情の裏は、ここまで過激な一面を隠すためのものだったと言う事か。


「…うっうっ!ルウェンは一体いつからここまで変な影響を受けていたのだろうか?知らずにいた自分が嘆かわしい。」

光風指揮官は、再び項垂れて始めている。


「いや、あなたも俺達もこんな事がなかったら気づかなかったんだから気にしないで下さいよ……(あれ⁉︎)」

さりげなく相手を気遣う言葉が俺の口から出た事に、自分自身でも驚いてしまった。


「仁、すっかりまともになったわね?監視(見守り)してた甲斐があるわ!」


「ああ…本当にありがとよシアン。」


「頑張ってくださいまし‼︎皆さまぁ~」

ルウェンが顔を緩ませた状態で声を張り上げ応援するなか、相田に上着を羽織らせて側に寄り添い歩く須上。


「これで少しは恥ずかしくないな明音。無茶だと思ったらちゃんと言えよ?」


「う、うん。ありがと直毅…」


「よし…禅内頼む!」

上着を相田から返してもらい、走って俺達の元へと帰ってきた。


もちろん鼻血姿で…


「おう‼︎」

いよいよ俺達の匂いと汗が混ざったお風呂の湯が流され、その後に相田は窪みがやや深い溝の中へと座り込んだ。


後は、例の巨大モグラを待つだけ…


数十分の時が経つと、早速穴に落ちていった湯水の匂いを辿ってくるかのように、巨大なモグラの顔が穴の中から現れた!


「出たーー⁉︎」


「危ないから下がって佳与!」

俺達は離れた所で待機し、部隊が用意していたライトを正面に見えるモグラへと向けた瞬間…


「きゃあぁぁ⁉︎巨大なモグラよー‼︎」


「ヤベェ、踏まれるぞ!逃げろ逃げろーー⁉︎」


「うわあぁぁん‼︎」

警察官を除いた町の者達や県外から東京に遊びに来ていた人々は、まるで蜘蛛の子を散らすかのようにその場から逃げていく。


「これは大スクープだ‼︎おし、安全な所まで退くぞ!この映像を必ず撮るんだ‼︎」

ただ、一部のTV局組は簡単に逃げず安全地帯で再び撮影しようと試みていた。


「逃げてくれて助かるぜ。これで気にする事なく戦いに集中できるな?」

どんどん相田との間合いを詰めてくるエンセイモグラを見ながら、俺は雷攻撃を行うタイミングを図る。


「あ、あははは…私、囮役を志願したのは間違いだったかなぁ?腰が抜けて立てないかも。」

恐怖の余り、うっすらと湯水の中でもよおしてしまう相田明音であった。


「大丈夫だよ明音!直毅さんやエンラ。それに仁さん達みたいに力強い味方がいるんだから、おもらしするほど怖くても頑張ろ!」


「[おもらし]を口にしないで!…ブルブル」

半泣きで震える彼女の前に、間もなくエンセイモグラが間合いに入ろうとしている。


「今だ!いくぞシアン‼︎」


「分かった‼︎」


「「はあぁー‼︎」」

二人で放った雷撃が、延長線上に来たモグラと相田に直撃した。


「…ッ⁉︎⁉︎」

モグラは痺れて動けない!


「ああぁん♪だ、ダメ…感じちゃうぅ!」

だが相田には雷攻撃無効のスキルが備わっていたので、快感に感じるだけであった!


「エロい声だな明音…別に性的な意味で悪戯している訳でもないのは分かっているんだが、無性にお前に対して腹が立つぞ?禅内」

目の前にいる相田が俺の雷を受けて感じている姿を見て、須上はどうも俺があいつを犯しているイメージをもってしまったようだ。


違う!断じて違うぞ‼︎


「俺のせいにすんな‼︎それよりも今がチャンスだろ!」


「禅内君。部隊がたどり着くまでの間、しばらくそのまま雷撃を続けていてくれ!

総員水路の外側を進め!睡眠麻酔弾の使用を許可する‼︎」


「了解!」


「サーイェッサー‼︎」

武装した部隊が先行する形で、エンセイモグラへと駆け出して行った。


「あああ~…しーあーわーせー♪」

恍惚(こうこつ)とした表情のまま、電気を帯びた湯の中に浸る相田明音。


「相田!さっさと上がってこい⁉︎無効だからって快感に浸ってたらそいつに食われちまうかも知れねぇんだぞ⁉︎

須上とエンラ。早いとこ連れ戻してくれ!」

シアンと一緒に雷撃を湯水に流している俺は、あらんかぎりの大声で注意した後、彼女を連れて来てもらうよう頼んだ。


「おう‼︎」


「うん!」


「明音!早く上がって‼︎」


「わわわ⁉︎」

シェーラに引っ張られながら、相田は溝から這い上がって来た。


服の下が綺麗に透けている事にも気づかず…


「「わー⁉︎」」


「?どうしたの直毅達。」

何があったの?と言わんばかりな顔で俺達の事を呑気に見ている相田だったが、こちらが顔を真っ赤にして目を背けている意味に、まだ気づいてない様子だった…


「明音…服!服⁉︎」


「どうしたのよシェーラ。服がどうかし…」

彼女はようやく、生まれたての赤ん坊みたいな姿を、濡れた服のせいで全て曝け出してしまっていることに気づいた!


「ひゃあああ~⁉︎」

彼女はなぜか俺達のそばをそのまま通り抜けていく!


その先にいる、鼻血を出しながら下卑た顔で写真を撮りまくってるルウェンの所へと、彼女は恥じらいと怒りの混じった顔をしながら襲い掛かった‼︎


指揮官達「…うおぅ⁉︎」


「明音さん‼︎そんな、わたくしの元へと真っ先に戻ってくれるなんて身に余る光栄…ウキャァ⁉︎何を致しますの!服を引っ張らないで下さいましー⁉︎」

相田はルウェンを片手で掴みつつ、空いた手で着ている服を引っ剥がそうとしていた。


「私を恥ずかしい姿にしといて何ほざいてんのよ!あ・ん・た・は‼︎」


「あーれー‼︎強引にひん剥かれてしまいますぅ!」

怒り心頭の相田と若干ノリノリなルウェン。


この二人による、まるでコテコテな時代劇コントみたいなやりとりを、俺とシアンは遠目で眺めていた。


「ねぇ仁。私やっぱりメイドカフェなんて行きたくないかも…」


「奇遇だな?俺もだよシアン。あれはさすがにちょっと…な」


「モグラへの睡眠麻酔弾打ち込みにより、捕獲に成功しました。光風指揮官!」


「よ…よくやった皆‼︎」

俺達のやりとりとは一切関係なく、順調に事が済んだおかげで気をそらせる事ができた光風指揮官と男隊員達。


「よっしゃあ‼︎この作戦が終わったら、女性部隊のあの子と結婚するぞ!」

…おい?今どこの男性隊員が言ったかは知らねぇが、すっごく嫌な予感しかしないフラグを立てやがったぞ‼︎


俺の悪い予感は、ものの見事に的中する!


予想よりも麻酔弾の効き目が浅かったのか、再び動き始めるエンセイモグラに気づいた俺は、慌ててシアンに声をかけた。


「シアン‼︎急いで俺の中に入れ!あのデカブツまだ起きているぞ⁉︎近づいて止めるから早く来て手伝ってくれ‼︎」


「わ、分かった‼︎」

シアンが中に入ったのを確認し、一度溝の湯を全て凍らせた。


すぐさま電磁波を足に纏わせ、高速移動を開始する。


「まずい!あのモグラの近くにいる男エージェント達、今にも食われそうだ……おい!何してる‼︎まだそいつは動いてるだぞ⁉︎」


「ははは‼︎…へ?」

結婚話に浮かれていた彼が後ろを振り向いた時、周りの人間達を食べようと口だけを動かして迫るエンセイモグラの姿が見えた。


「う…うわああぁ⁉︎」


「させっかよ‼︎」

間一髪間に合った俺は巨大な氷の壁を作り、なんとか彼らを守る事ができた!


「た、助かった…」


「間近で見るが、なんと素晴らしい力だ!」


「呆けている場合じゃねぇだろあんたら‼︎早く後退するんだ!」


男エージェント達「は、はい‼︎」

慌てて彼らは後退をし始める。


「やれやれ、全く危ないったらありゃしねぇ。だがこれできっと…」


「(仁⁉︎)」


「‼︎」

シアンが俺の中から雷バリアを展開したのと同時、彼らの代わりに俺自身が氷の壁ごとエンセイモグラに食われてしまった!


「「禅内(君)⁉︎」」


「兄貴‼︎」


「仁さん⁉︎」


「仁兄ちゃんーー‼︎」


「嘘…仁君が、仁君が⁉︎」


「禅内が…食われちまったぁぁ‼︎」


彼らが青ざめた顔をして事の顛末を見届けていると、ロル達ガイダーの後ろから幽霊の二人が姿を現す。



「大丈夫です!仁兄さんは死んでいません‼︎」


「そうだよ!!︎行こうよお姉ちゃん。僕たちならあのモグラの体内に簡単に行けるよね!」


「ええ!行くわよろく助!」

二人の幽霊達が勢いよく禅内達のいるモグラの中へと飛んで行く。


残された彼らは、ただただその場に立ち尽くして二人の姿を目で追うことしかできなかった…



・モグラの腹の中


「ぐっ!いてぇ…俺達はまだ生きてるのか?」


「(大丈夫?私達モグラに食べられちゃったみたいね?ここは口の中っぽいけれど…)」


「みたいだな。シアンがバリアを張ってくれてたから丸呑みで済んだのか…ありがとな?」


「(どういたしまして!一旦私も表に出るわ。仁の方も怪我は治りそう?)」

一旦表に姿を現して、俺の怪我した右手を覗き込んでくるシアン。


「おう!裂傷耐性のおかげでな?さて、せっかくだしこのままオヤジさんとこのガイダーってのを探してみるか。」


「こんな時でもマイペースね仁は…まあ、そこが良い所だけど!」


「ん⁉︎お、おう‼︎」

はにかんだ笑顔を見せてくるシアンを見て、俺は心の中で熱く感じる何かを覚えていた。


「…仁兄さん達、こんな所でよくイチャイチャできますねぇ。」


「お姉ちゃん、ひょっとして僕達お邪魔だったのかな?にひひ‼︎」

ジト目の姫野とニヤけているろく助が、いつのまにか目の前にいた!


「姫野にろく助‼︎俺達のことを助けに来てくれたのか?」


「そうですぅー!でもシアンさんとこのままアツアツな一時を持ちたいのでしたら、退場しちゃいますよ?」

膨れっ面の姫野は、俺達のいる方向とは逆に向いて離れていこうとしている。


「「それは困る(わ)⁉︎」」


「…ふふ、冗談ですよ?私達もガイダーさんの捜索を手伝いますから安心して下さい。」


「よ、良かった…」


「お姉ちゃん、何でヤキモチを隠して…ムゴゴゴ‼︎」


「はーいろく助?変な事を言うのはその辺にして、早速探しに行こうね〜?

じゃあ仁兄さんにシアンさん。私達はこの真上にある脳の所や心臓から探すので、そちらの行ける場所を探して下さいね?」


「ふぁ、ふぁはふぇ~(ま、またね~)」

二人はそそくさと上がっていった。


「…あの二人、何俺達に気を遣ってんだよ全く」


「……」

再び二人きりの状態に戻り、まるでデートのような雰囲気を意識してしまう禅内とシアン。


二人は無事にとらわれているガイダーを救出し、外に出る事ができるのであろうか?

彼らが考えていた内容とは少し異なるも、結果的にガイダー探索の続行をする事になった禅内達。

どんなガイダーが、この先で助けを待っているというのか?


モグラの腹の中でもイチャイチャって…ちくしょう、リア充がぁぁ〜⁉︎……次の更新は、今日の午後17時ですので良かったらまた見てくださいね!

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