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104話、リターン

お久しぶりです。更新サボりまくってました。

ごめんなさい。最近プライベート特に忙しくなかったです。








甲斐が大人しい今、関東での政治基盤が欲しい。


まぁ、甲斐が大人しいということは、力を蓄えているということだが。




「という訳で、みなの意見を聞きたい。」


「遠江守様、やはり源氏の勢力共を根切りにせねばならないのではないでしょうか?」


「しかし、関東は、平能登守直方公が源家にその実権を譲られて以来、源家の領土としてねずいておるであろう?」


「遠江守様が関東の太守になるのはいかがか?」


「しかし、それでは諸家から反発が出るであろう。」


「どうするべきな。」


実信の顔を見たが逸らされた。


「千葉介、直実、お前達坂東出身であろう?なにか案は無いのか?」


「武力で制圧しかないのでは?」


「それがしは、(まつりごと)には疎く……。」


沈黙が続く。








「いっその事、坂東にも朝廷があればいいのじゃが。」


「ん?上総太守様、今なんと?」


「じゃから、坂東にも帝がおわせば、中立を示しておる坂東武者達も松王丸に従わざるを得ないじゃろ?」


「上総太守様!それです!坂東にも朝廷を作るのです!」


「松王丸、ただの戯言じゃ。気にするでない。それに帝は御一人しかおわせぬ。」


「帝はおらずとも、皇位を継承する資格があるお方はおわしますが?」


みんないっせいに1人の男の顔を見る。


「し、しかし余は臣籍降下した身。帝になるなどおこがましい。それこそ将門の新皇よ。」


「将門公は、帝の御尊兄ではありませぬ。」


「実信、大助を父上の元に。」


「ははっ。要件は太守様の皇籍復帰で宜しいでしょうか?」


「ああ。」


「直ぐに大助を手配致します。」

僕も、熊谷直実が陪臣だったこと忘れてました。

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