102話、や、やばいー!
そいえば今日何も食べてないな。
妻、お玉の部屋に行くとやはりじじバカ長谷川信連と実信親子、叔父の鴨長明が先にいた。
「お玉、遅くなってすまない。」
「殿は、遠江を、松殿を、そしてこの子達をお守りになったのです。子らとご武運お祈りしておりました。」
「かたじけない。それにしても2人ともかわいいなぁ」
「そうでございましょう?殿と私の子ですから。」
「そうだ、そうだ。俺たちの子だからなぁ。」
本当に2人ともかわいい。2人とも小さくて、ふっくらしてて、とてもかわいいんだ。
「そいえば、乳母は?」
この俺も、景清と一緒に景清の母に育てられた。
「やはり、赤子にとっては実の母の愛を受けた方が良いかと。」
実信が口を開いた。
「そうじゃな。実信は、乳母の乳を飲まんかったからなぁ。」
それはわざとだろうけどなぜなのか?こいつは前世では一体何者なんだ?
「あ、そういえば松王丸」
「なんですか?叔父上。」
「この子達は、畜生腹と言って蔑まれることは無いだろうか?」
やっぱり神職の叔父上が言った。
「その事ですが、光長。」
「ははっ、皆様、遠い西の国のある神話をお話致します。かくかくしかじかでございまして、神祇様、四恩大明神を遠江で祀って頂きたいのです。」
「四つ子を神と崇めるのか。であれば子達を蔑むものも無くなるかもな。さっそく遠江の賀茂社で四恩大明神を祀らねば。」
そう言って、鴨長明は走っていった。
その後、信円殿に言ったら快くOKしてくれたので、安心だ。
「にしてもかわいい子達だなぁ。」
「殿。」
「ん?どうした?玉。」
「この子達の名前はどういたすのです?」
「あ、」
「あ、とは?」
「いや、なんでもない」
「もしかして、戦にあけくれて子の名前を考えてなかったとか?そ、そんなことは無い。」
「では、この子たちの名はどうするのです?」
「ん〜」
「ん〜とは?」
以盛が困ってます。至急、感想や、メッセージ?などにて、若君と姫君の名前を考えて頂けませんか?
ちなみに以盛の幼名は松王丸です。
まぁ、案をいただけないでしょうが。
案を頂けなければ自分で考えるしかないですよね。べ、別に考えてなかったわけじゃないんだからね!
ほんとだよ?ほんとだよ?視聴者参加企画的な?
ほんとに考えてたからね?ね?ね?ね?考えてたっけ?




