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91話、いつ子供も会えんの?

本当にいつ子供とあえるんでしょう?



















――――――――大井川――――――――――




俺たちは即座に大井川に入った。


源二位(げんにい)養子、源蔵人仲家にございます。」


「あのじじいの子か。遠江守以盛だ。」


バッッッ!


え?どうしたの急に、なんで土下座なんてしてんの?え?え?え?官位もそんなに離れてないし(^_^;)


「遠江守様!申し訳ありませぬ!」


「ん?どうしたのだ?」


「敵将、木曾冠者はこの仲家の実弟にございます。弟の不始末は兄の不始末。この仲家をいかようにもなされ!」



え?あ、この人義仲のお兄さんか。


「よい。我らの敵は義仲のみだ。お前が仲家が気にすることでもない。それより援軍感謝する。今の戦局を教えてくれ。」


「ははっ!」


「今は長谷川上総介殿、斎藤尾張介殿の奮戦で3倍以上の木曾軍となんとか膠着を保っております。といえど敵は3倍以上。もう兵も元の1万程から半数以上減っております。」


「そうか。俺が率いてきた兵は2万と8000程だ。」


「となれば敵を退けることも可能かと。」


「そのうち軽傷5000、重傷2000程かな。」


「や、やって見ねば分かりませぬ。」


「なせばなるだ!俺も自ら率いる。まずは、義父上と実盛の回収だな。」


「100騎ついてこい!遠江方を下がらせて回る。」


盛俊の嫡子盛綱が遠慮がちに言う。


「遠江守様自ら出なくとも·····」


盛綱ただの伝令では無いのだ。


「俺自ら前線に出ることで味方の戦意を上げるのだ。これが大将の務めだ。」


(すぐる)、盛宗ついてまいれ。」


「「ははっ!」」


――――――――ここから3人称視点――――――――




以盛率いる騎馬100騎は、上手く敵の間を交わしていき、1度陣容を整えるため、味方に、下がるように命じる。


渡辺傑、石橋盛宗を初めとする100騎は、遠江守を討たせては気が気では無いため、士気も高いのだ。



長谷川信連の部隊を引き連れ、最前線にまで行くと、


「ぬぬ、お主は木曾中三殿に似ておるが何男か!?」


「ん!?次男、四郎兼平だ!老将、お主こそ父上の名を知っておるとは何者か!?」


「遠江守様の郎党、斎藤尾張介じゃ!?」


「ん?斎藤殿というと、あの長井別当実盛様か?」


「いかにも、長井別当とはわしのことよ。」


「実盛!下がれ!!!」


「ん?遠江守様!?良くぞご無事で!?」


「遠江守だぁ?敵の総大将じゃねぇか!?この中原四郎兼平がその首貰ったぁ!」


その刹那、盛宗と傑が俺と今井兼平の間に体を入れて寸前で守った。




「ぐっ!こんな手練2人もとてもじゃない相手にできん!者共今回は引き上げるぞ!」



今井四郎兼平は、引き上がっていった。



その後木曽軍は、嫌がらせ程度の攻撃しかしてこなかった。



そして、翌日



「遠江守様伝令!伝令!伝令にございます!」

今日は友達に戻った元カノとよりもどせて振られて朝起きるとニキビだらけになってた夢見ました。



元カノばかくそかわいいです。

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