87話、戸田浦の戦い②
つかれました。
「父上!もう敵本陣手前ですな!」
「そうじゃな、胤正!軟弱者どもには負けておれぬわ!」
「殿!前方に見えるは、上総広常殿の軍、3000騎程!」
「見えておるわ!」
「父上、我ら300余騎、そして遠江様から預けられた1200の合計1500もいれば3000など目でもないでょう!」
「うむ、そうじゃな!敵陣突破じゃ!」
「よしっ!者共!この千葉新介につづ·····」
「待てっ!胤正。遠江守様のご本陣まで戻るぞ。」
「え?し、しかし!」
「よい。千葉の兵共ようきけぇ!我らは遠江守様本陣までじわじわと退却する!誰か遠江守様に伝令を!」
「城殿にもじゃ!今回は軟弱者に手柄を譲るぞ!」
――――――――以盛本陣――――――――
「伝令!千葉介様より、頼朝軍の中核を担う上総広常の兵を引き寄せる故、ご助力願いたいとのこと!」
さすがじじいだ!実盛とは違って老獪なじじいだ。
「あいわかった!伝令疲れたであろう。水を飲んで休め!」
「皆の者!聞いたか!本陣を出るぞ!旗を持て!」
「やっとこの薙刀を振えるのか!」
うんよかったネ(^_^;)景清くん次の戦では前線に出してあげるね( ^_- )-♡
――――――――四半刻後――――――――
「頼朝の軍の最大兵力がこんなもんとはなぁ〜」
「もっと早くかけろ!ほら追いつかぬぞ!」
「ほれほれ、うちとれるものなら討ち取ってみろ!」
「お前たちはその手に持っている刀より田舎のかかの乳の方がよっぽど似合っとるわ!」
「私の名は千葉新介!千葉常胤の子だ!!しかしお前たちのような木っ端武者は取るに足らぬ!斬る気にもならぬわ!坂東の山に帰るがよい!」
千葉さんたち言い過ぎだって(^_^;)親が親なら子も子、上司が上司なら部下も部下かよ!
「ぐぬぬ!千葉勢を八つ裂きにせい!」
ほら敵さん怒ってるよ·····怖い(´;ω;`)
「遠江守様!いまですぞ!」
「よし!常胤から合図だ!陣太鼓を鳴らせ!」
ドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッ
「我らは兵5000!さらに常胤の手勢1000合わせて6000の大軍、対する上総勢はたったの3000!一気に蹴散らせえ」
「「「「「おぉ!!!!!!!」」」」」
「大将首は俺のものだぁ!!!!!」
おいおい景清そんな慌てんなって·····
――――――――千葉常胤―――――――
「む!いかん!囲まれるわ!ひけぇい!ひけぇい!」
「待てぇい!上総介八郎!」
「む!千葉介か!裏切り者が!元はわしの配下のくせに生意気な!」
「なにを!元はと言えば貴様らが我が父の領地を奪ったのであろう!裏切り者とは何たる口の聞きようか!」
「ええい!黙れ!切られるのならお前が良い。斬れ!」
「む、最後は素直じゃな。八郎。さらばじゃ。」
「ふっ、塩らしいな。房総平氏惣領はそなたじゃ。この刀を受け取れ。」
――――――――以盛本陣――――――――
「平上総介八郎を、この千葉介が討ち取りました。お確かめくだされ。」
首実検だ。しかし首をとったら笑顔のはずの常胤が妙に笑顔がない。
「常胤·····」
「上総介八郎は、同郷の友であり、又従兄弟でございます。八郎をちゃんと弔ってもよろしいでしょうか?」
「もちろんじゃ。ちゃんと墓を作ってやれ。」
久しぶりに読み応えのある話がかけたとおもいますが、1度全部文が消えて萎えました。




