表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/102

81話、判官!何やってんだお前!

疲れました。













甲斐源氏や、頼朝達のように各地の半平家勢力が続々蜂起していってると、都の父上からの文にある。


伴氏は、対東の諸勢力の総大将として、甲斐源氏や、頼朝率いる坂東武者を抑えろとの事だ。



物騒な世の中になったものだ。


「遠江守様。」


「ん、どうした?実信。」


「仁科大助の手の者から、源義経が兵を上げたとの報告が。」


「あくまで頼朝とは違う、独立した軍か。だが何も権限のない男に兵を用意できないだろ?」


「それがさすが戦上手。ほぼ養父のようなものである、鎮守府将軍藤原陸奥守秀衡自ら兵を率い、義経の兵に加わったとか。」


「んーそうか。」


「頼朝と合流されたら厄介かと。」


「んー、そうだ。義経は、確か史実では秀衡の子の泰衡に殺されたな。」


「いかにも。」


「とゆうことは、秀衡と泰衡の間で隔たりがいり、泰衡は自家の存続を望む男であろう。」


「私は判官贔屓ですが、そう言われればそうですね。」


「秀衡不在の今、俺自ら奥州平泉に足を運ぼう。」


「いえ、さすがに遠江守様は、遠江国の主。この地に留まって貰わねば。」


「では、大助に?」


「大助達には坂東の、動向を見張らせております。」


「ん〜困ったな。義盛を京都におくんじゃなかった。」


「そういえば、非戦闘である、僧侶は使者になることが多いでしょう。」


「あ、信円殿か!」


「はい。その通りです。信円殿にお頼み致しましょう。」


というわけで信円さんお呼びしました〜





「かくかくしかじかで、信円殿平泉まで使者に言ってくれませぬか?」


「お任せくだされ。」


「それはありがたい。では、海路で行きましょう。もちろん護衛はつけます。」


「かたじけない。」









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ