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73話、富士川の戦い⑤
今回とても短くなっちゃいました。
――――――――――武田軍、本陣――――――――――
武田軍、総大将武田太郎信義は、顎を擦りながら考えていた。
「このまま、睨み合いが続いても埒が明かなぬな。」
「父上、もう突っ込んでしまいましょう。」
「馬鹿たれ、無闇に兵をつこんでは行けぬ。兵家の常じゃ。」
「うむ、義定の言う通りじゃ。忠頼。そなたはもう少し思慮深くなれい。」
――――――――――以盛・維盛連合軍――――――――――
「ん?遠江守様何をなさっているのですか?」
「出来てのお楽しみだ。」
「しかし、黙々と。絵師を呼び任せれば良いでは無いですか。何に使うのですか?
「まぁ見てのお楽しみだ。」
もちもっさん、今戦だよ?川渡ったら4万人待ってるよ?




