表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/102

6話、内に棲む鬼

「松王丸、わたしの書院にいくよ。」

「はい。叔父上」

とおされたのは小さな離れだ。

長明が戸を開けると本屋のにおいがしてきた。

「座りなさい。」

俺が座布団に座ると長明が言った。

「松王丸、そなたは、殿上人になるやも知れぬ童。教養は今のうちに身につけておくべきじゃ。」

俺的には神主になって源氏に殺されるのを阻止したいのだがな。

「ですが、叔父上わたしは神官になりとうございます。」

「神官とて楽じゃないぞ?」

「わかっております。しかしわたしは神に救って頂いた命。神のために命を使いたいのです。」

「そなたの覚悟しかと伝わった。加茂流神道をそなたに伝授しようぞ。」

「ありがとうございます!!!!叔父上」

「では松王丸まずそなたに質問じゃ」

「どうしようもない難題に当たった時人はどうするべきじゃろう」

こいつは所詮神官こう言っとけばよい

「神仏のご加護を求めます。」

「うむ。人には信じるものが必要じゃ。だが違う。神や仏に助けを求めるだけではなにもかわらぬ。」

「では、人に助けを求めるのですか?」

「それでは確かに物事は解決するが、そのものは成長できぬ。」

「ならばどうすればよいのでしょうか?」

「それは己の中に棲む己に蓋をする鬼を打倒すのじゃ。わたしは己の中の鬼を打倒すために日々精進しておる。」

己の中の鬼か、、意味が分からん。

「いつかそなたにも理解できる時が来るであろう。この話は覚えておくのだ。」

それから、和歌や琵琶の稽古をし、今日の授業は終わった。




自分でも何言ってるかわからないっす。

感想、ご指摘お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ