54話、衆道判官様
今回は意外?な人物が出てきます。
平家一門の知行地、日ノ本半国に、高札が立ち並んだ。
4ヶ月後、
ぞくぞくと、衆道者の番が集まってきた。
その人数、1201人だ。
「思ってた以上に集まりましたね。」
この人数が俺の兵になると考えると感動する。
ーーーーー謎の姫君ーーーー
「門番さん、こちらが、衆道判官様の屯所でよろしくて?」
「その通りでございます。姫君。」
「お通しさせて頂いても?」
「姫方をお通しすることは出来ませぬ。」
「ならば力づくよ。」
ーーーー平兵衛少尉以盛ーーーー
何やら門の方が騒がしいな。
「衆道判官様はどこにいらっしゃる〜?衆道様〜?」
甲冑に身を包み美しい顔をした大女が叫びながら歩いてきた。
「衆道判官はおらぬが、平兵衛少尉ならここにおるぞ。」
「兵衛少尉様!得体もしれぬ大女です。距離をおとりなされ!」
実盛は心配性だな。
「そなたは誰だ?」
「衆道者の兵を集めようとしていると聞きつけ衆道者の兵の将として雇っていただきたくまいりました。城越後守資国が一子、城坂額入道三郎国光でございます。」
「坂額御前があっち系だったとは。」
実信さん、聞こえちゃって。
「入道ということは、そなた僧であったのか?」
「そうですわ。私、資国の三子でありましたので寺に預けられました。しかし、美しい顔である私を待っていたのは坊主たちからの洗礼でございました。それにより無事に目覚めた私は、心までおなごになってしまったのです。しかし、僧になろうとおなごになろうと、武芸の鍛錬は欠かせませんでした。この六尺二寸(187cm)の体と、六尺六寸(2m)の弓の使い道がなかった時に衆道判官様の召集がございまして、私参ったのでございます。」
こうして、ヒエロス・ロコスversion日ノ本の将は、ゴルギダスではなく、城坂額入道三郎国光となったのだった。
ずっと坂額御前出したかったのですが、やはりこれは偉人への冒涜になるのでしょうか?




