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39話、やっぱりバーサーカーだった

今日からゴールデンウィーク!

皆さんはゴールデンウィーク何して過ごしますか?



僕は前半長崎に旅行して後半は大学の先輩とディズニーに行きます。






ゴールデンウィーク楽しみましょ!


〜備前国、真鍋島、真鍋城にて〜



重貞さんの提案で宴が開くことになった。




資光さん上裸で飲みまくってるよ

「都の貴人達は酒が弱いのであろう?」

お前ら海賊に真面目に取り合うなよ?ジャック〇パロウとか相手を煽りまくってたじゃん

「おれがお相手いたそう。」

景清が仁王立ちですごい顔で立っている



景清が酒を飲むところを見たことないな。おれも元服してから酒は嗜む程度に飲んでいるが景清はどれくらい酒を飲めるんだろう。



「大杯を2つ持ってこい!」

資光がでかい声をあげると真鍋家の家人が直径50センチほどある大杯をふたつ持ってきた。

「先に倒れた方が負けだ」

「いいぞ。田舎者には負けんからな」



大杯なみなみに酒が注がれる。

まず一杯目

2人とも難なく飲み干した。

「2杯目じゃ!」

2人とも目をぎょっと見開きながら酒を飲む。

3杯目、4杯目と飲んでいき

5杯目になると

さすがに2人ともフラフラしている。

資光さんが倒れた。







と思ったら景清が暴れだした。

壁に立てかけてあった真鍋家、先祖伝来の綺麗な薙刀を強引にとって振り回し始めた。

まるで鬼のような形相だ。


刹那、渡辺傑が腹を殴り景清はばたりと倒れた。

景清が意識を失う瞬間

ボソッと

「一分け一勝」

と呟いたのを俺は聞き逃さなかった。



〜摂津、大輪田泊〜



真鍋水軍のみなさんに船で送ってもらい、大輪田泊に帰ってきた。


忠清が出迎えてくれている。

着いてきた信大夫じいさんから旧知の仲である忠清に景清の昨日のことを告げ口される。

景清はそーっと船を降りたが忠清に見つかりげんこつをされていた。



俺と真鍋水軍の連絡役として信大夫じいさんが大輪田泊に館を構えることになった。



忠清が俺に話しかけてきた。

「そうだ、以盛様、合わせたい人物がおります。」

「合わせたい人物?」

「はい。宋の商人でして名は蒲寿庚(ほじゅこう)ともうすものでございます。」

「ほう、宋の商人か。しかし宋の商人であればこの大輪田泊に5万といるだろ?なぜその蒲なのだ?」

「以盛様が、真鍋島にいらっしゃると伝えましたら蒲殿が是非お会いしたいと申しまして」

「そうか。ではその蒲に会うとしよう。」


伊藤景清が酒を飲むと暴れるというのは結構有名な話?らしいです



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