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2話、パパ登場&直臣ゲット~
ドタドタドタドタ、知らないおじさんが走ってきた
年は盛国と同い年くらいだ。
「清盛様!松王丸様はご無事ですぞ!」
え?清盛?
「鷹丸~そなたの父上が参ったぞ!本当に無事でよかった!!!!」
てことは俺は平清盛の息子!?
「これも菊花殿の看病あってこそですな」
「お菊!でかしたぞ!!!!!!」
「そんな、鷹丸の苦しむ顔を見たくなかったのでございます。」
「さすが、我が妻よ!」
「盛俊よ参れ」
「ははっ」
盛国に命令されて15歳くらいの、筋肉隆々の少年が前に出てきた。
「某のせがれでございます。松王丸様に、付かせとうございます。」
「おお、そなたが盛俊か。日ノ本第一の勇士噂に聞くぞ!!!!!!」
うん、こいつが俺の初家臣か。強そうだし悪くないな。
「もりとし、これからよろしくたのむぞ」
「はっ!」
平盛俊|清盛の側近盛国の長男、史実では、第一の勇士と称されるほどの剛の者。
一ノ谷にて、騙し討ちで討ち取られた。