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106話、来訪者

ご指摘を受け106話を訂正しました。稚拙な文章なので、随時ご指摘ください。


遠江へと戻り、東京府の設置の準備をしていると、


「伝令!遠江、駿河国境に所属不明の軍、1000騎程が現れました!」


「1000か。3000騎動かすぞ。」


実は、動乱が長くなっており、周辺からの流民を常備兵として育てているのだ。


常備兵の総数は1万。そのうち2000は工作兵である。




騎馬兵団を率いて国境付近に布陣すると、なるほど1000騎程の兵がいる。しかし彼らのうち400騎ほどはどこか異形な兵たちだ。神聖隊とはまた違った異形さだ。



400騎のうち、1騎が馬に乗ってこちらに歩いてくる。


「遠江守様、あやつを捕らえましょうか?」


「何を言っている、景清。一騎で歩いてくるということは戦意はなかろう。俺一人であちらに参ろう。」







「名のある武士と心得る。こちらは伴遠江守以盛!その方の名を名乗れ。」


「奥州藤原当主陸奥守泰衡が兄、藤原新寿太郎国衡にございます。」


「ほう、武勇に優れ、蝦夷の兵を操るという藤原出羽守殿か。」


「征東大将軍様に名を覚えていただけていたとは。光栄にございます。」


「してなぜ参った?その方らは秀衡殿と合戦中であろう?」


「それが、敵将義経の策にはまりまして、弟は、行方知らず。なんとか残った兵1000騎を連れまして、どうにかここ遠江まで、参ったという訳でございます。」


「そうか。長旅ご苦労であった。まずはゆるりと休め。」


「しかし……。」


「とりあえずは客人だ。そうじゃ、今宵、宴を開くのじゃがお主も出席せい。」


「よいのですか?」


「もちろんじゃ。配下のものたちにも酒や飯を振舞おう。」


「者共!宴じゃ!!!」


「国衡殿、何をしておる、配下の兵達を連れて着いてまいれ。」


「ははっ!」

なぜか国衡に愛着湧いているので出しちゃいました。


史実ではアイヌの兵を率いてたか分かりませんがなんかかっこよくないですか?キングダムで言う楊端和みたいで。だけどぼくは圧倒的麃公が好きです。最期のシーンはかっこよすぎましたね。

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