体験できる。本物の魔導書を解説。
母なるガイヤ(地球)の聖なる魔法。白魔術10の予言。アンドロメダ星人リン・ケイ・トロンは、山口洋子として地球人に転生する。聖なる白魔術の予言を解読するために地球に転生してきた。魔法を取得して、予言を解読して、この地球を救う真実と空想が入り混じった、あなたの人生が変わる物語である。魔術の習得のレッスンが記載されている。本物の魔導書である。
エピローグ
2021年3月1日 まさしく現代だ。神奈川県伊勢原市。伊勢参りで有名、いや、ここは白山という山の伊勢神宮の名前の知名度からの、遠く伊勢参りができない近場の伊勢参りだ。ここにアンドロメダ星雲から転生してきた。女性の物語。アンドロメダ星雲といえは、200万光年地球から離れているが、アンドロメダ星人が地球に転生するのに、距離は関係ない。
さて、もう一人主役である登場人物がいる。物語の途中で魔導書を解説するコメンテーターだ。この物語を語る人物、私だ。当年66歳霊感があり、白魔術を使える。本物の魔術師だ。UFOの搭乗も経験がある。名前は明かすわけにはない。実在人物がばれて大変なことになるから。
ハイファンタジー
母なるガイヤ(地球)の聖なる魔法。白魔術10の予言。アンドロメダ星人リン・ケイ・トロンは、山口洋子として地球人に転生する。聖なる白魔術の予言を解読するために地球に転生してきた。魔法を取得して、予言を解読して、この地球を救う真実と空想が入り混じった、あなたの人生が変わる物語である。魔術の習得のレッスンが記載されている。本物の魔導書である。
エピローグ
2021年3月1日 まさしく現代だ。神奈川県伊勢原市。伊勢参りで有名、いや、ここは白山という山の伊勢神宮の名前の知名度からの、遠く伊勢参りができない近場の伊勢参りだ。ここにアンドロメダ星雲から転生してきた。女性の物語。アンドロメダ星雲といえは、200万光年地球から離れているが、アンドロメダ星人が地球に転生するのに、距離は関係ない。
さて、もう一人主役である登場人物がいる。物語の途中で魔導書を解説するコメンテーターだ。この物語を語る人物、私だ。当年66歳霊感があり、白魔術を使える。本物の魔術師だ。UFOの搭乗も経験がある。名前は明かすわけにはない。実在人物がばれて大変なことになるから。
第一章
不思議なすっとんきょな体験
2021年春、桜の季節。今年は桜前線が平年より早く3月20日で咲き始めている。暖かい年だ。
朝から、15度を超え暖かい日差しが、ピンクのカーテンに注がれ、まぶしく輝いている。
ジリジリーン ジリジリーン 可愛らしい桜の花の模様の布団から、手が出てきた。
「カチ」・・・。
「え~。もう7時!遅刻する」
ドタバタと起きだして、外出の準備。あわただしく、食事をしながら、今日初めて行く面接に期待を膨らませ、髪をポニーテールにして淡いピンクのワンピースを着こなし、マイ自転車で小田急線伊勢原駅に向かう。山田洋子18歳今年高校を卒業して、もう何度目の面接だろうか。三月まで、いろいろな会社の面接をこなしたのだけど、どうもしっくりとせずに、高校を卒業した後も続けて就活をしている。
自転車で10分ぐらいの距離だが、いつものようにコンビニの前を通った時に、
「助けて、苦しい・・・」
声が聞こえた。
洋子は、慌てて自転車を止め、周りを見渡した。
「変ね~。確かに助けてと聞こえたのだけど」
周りにそれらしき、苦しんでいる人はいない。
しばらく、周りを見渡すが、コンビニの前に街路樹があり、人の出入りはしていない。
先ほど、車は通ったが、「気のせいかな?」とスマホで時間を確認した。
メールの受信の表示があるが、もうあまり時間が無いので、そのまま駅に向かい電車に乗った。
「初めまして、山口洋子です。宜しくお願い致します」
にこやかな笑顔で挨拶をして、深々とお辞儀をする。今回で何度目かの、いや、何十回目かの面接だ。
今回の面接は、まあちゃんと光の絵師という飲食店兼絵師のお店だそうだ。料理は好きだが、料理人としてではなくて、ウエイトレスとしての応募で、今回面接を受けている。
「おや、何か連れてきたね」
「え!」
「う~ん。なるほど、」とブツブツ独り言を始めた。
このお店のおかみさんだ。町子こと、まあちゃん。歳は65歳ぐらいかな、きれいな目で、生き生きとした素敵なご婦人だ。隣にご主人だろうか、奥様の2倍近くある人で、怖そうな人の印象があるが、目がかわいい。
「洋子さんだったね、先ほど助けを求めてだれかに、声を掛けられなかったかい」
「え~・・・。 そういえば、伊勢原のコンビニの前で、助けて苦しいと声が聞こえたのだけど、周りに人はいないし、そのままこちらに来ました」
「樹木の妖精が、あなたを見つけて、助けを求めたようだよ」
「妖精ですか」
「あなたの、右肩にいるよ」
「え~~」 すっとんきょな声を出した。
洋子は右肩を見るが見えない。
「とてもかわいい妖精だよ。緑色をして、羽は蝶々に似ているね」
洋子は妖精を想像したものの、なにか落ち着かない。なぜ、私に、助けを求めたのだろうか?
私にも見えたらいいなと思う。
「洋子さんにも見えるようになるよ。同じ星の下に生まれたからだね」
洋子は驚いた。考えただけで、私の思いが分かるようだ。洋子は、妖精の助けが気になり、訪ねてみた。
「女将さん、私、妖精とか天使など、おとぎ話と思っていましたが、妖精が私の右肩にいること、何か感じるような気がします。妖精がなぜ、私に助けを求めているのか、もしお分かりなら、教えてください。それから、同じ星の下に生まれたと仰いましたが、教えてください」
「ハハハ、楽しい面接になりそうだね。どうだね、ここで働かないかい、もしよかったら住み込んでいいよ。孤児院なら、18歳で出なくてはならないんだろう」
洋子は嬉しかった。今まで何十回も面接をしてきたが、どうしてもしっくりしなかったことを理解した。何か家族に会ったような感覚が生まれてる。孤児院は確かに家族だが、私が理想としている家族とは孤児院は少し違う。兄弟姉妹はたくさんいるが、親がいないのだ。院長は親代わりだけど、どうも、親とは違うとはっきり言える。
「妖精が、メールでお話しするために、メール出したそうだが、メール届かなかったかい」
「え~」 再びすっとんきょな声を上げた
カチカチとスマホを操作する
「え~」 今日、三度目のすっとんきょな声を上げる
メールに書かれている内容に、理解不能、驚き桃の木山椒の木
――リン・ケイ・トロン王女様、私たちのために、ガイヤに来られたこと大変うれしく思います。長い間この日を楽しみにお待ちしておりました。ガイヤの聖なる第一の妖精メマと申します。――
「え~」 今日、四度目のすっとんきょな声を上げるのを止めた。無言だ。
「洋子さん、先ほど、エマとお話ししましたが、そのメールは本当のことのようですよ。私は霊能者。
あなたの、生まれ故郷であるアンドロメダ星が見えるし、その当時のリン・ケイ・トロン王女の生活が見える。洋子さんは王女として、このガイヤに生まれるときは、私のように霊能ではなくても、このガイヤを助ける智慧があり、メールで妖精とお話しすることが、生まれる前から、決まっていたようだね。私たち夫婦もあなたに協力するように、今、情報として光が届いた」
「ようこそ、リン・ケイ・トロン王女様、まあちゃんと光の絵師のお店へ、歓迎しますよ」
「えー」 今度は、間違いなく四度目のすっとんきょな声を上げた。