餌(たべない)
■えさ
えさです。みなさま興味津々のえさですよ。ご想像通り、虫を食べます。
タランチュラの飼育餌としてメジャーなのはコオロギ、ゴキブリ(デュビア、レッドローチ)、ミルワーム。
生き餌を与えている方が多いっぽいです。が、生き餌はそっちの世話もしなくちゃいけないわけで。蜘蛛の世話より餌の世話のほうが手がかかる。という話もちらほら。
多頭飼いされてる方は自宅で餌の繁殖などもされてるみたいですが、我が家はまだ1匹なうえ、初蜘蛛なのでどれだけ食べるかもよくわからない。ということで、とりあえず保存ができる餌で様子を見ようと思い、冷凍のコオロギを買いました。
普通に食品用のチャック付きの袋に小さめのコオロギが百匹ほど入っているもので、冷凍庫で保存しています。
結果的にそれで良かったと思ってます。蜘蛛くん餌食べてないし、生き餌飼ってたら毎日コオロギの世話に追われることになってたでしょう。
絶食期間でなければ、ベビーのうちは餌は食べるだけどんどん与えると良いらしいです。餌をたくさん食べると成長が早くなってモリモリ大きくなるという。でも大きすぎる餌は食べにくいですので、蜘蛛くんが小さいうちは餌を食べやすいサイズにちぎるなどしてあげてください。
餌用の虫もS(幼虫)やM、成虫など、サイズごとで売ってたりします。蜘蛛くんがベビーだとSサイズでも大きい感じです。
逆に、大人になると食べすぎで太ってしまうとお腹が地面に擦ってしまったりするので、週に2~3回、適量(お腹のおおきさくらいの量)を与えると良いらしいです。
食べ残した餌は翌日にでも取り除いてあげてください。
生き餌をあげるなら、調べた感じで僕が一番良いかなと思ったのはゴキブリ(デュビア)です。コオロギは、蜘蛛が捕り逃がすと反撃したりもあるらしく。危ないので頭を潰してから与えたり、跳ねて逃げないように世話するのが大変だとかあるみたいです。
その点、デュビアは捕り逃しても反撃しない(土に潜っていくだけ)し、壁を登れない、飛ばない、すばやくない、なのでかなり良さそうです。
「ゴキブリは嫌だ」と思うかもしれませんが、デュビアの見た目はむしろダンゴムシに近くゴキブリ感は薄めだな~と僕は思います。(僕は)
オスは羽があるので多少はゴキブリですがメスとかほんと、大きいたんごむしみたいなもんですよ。(個人の感想です)
レッドローチのほうは普通に「赤いゴキブリ」という感じなのでゴキブリ苦手な方は見ないほうがいいかもしれません。あとこっちは素早い。飛ぶ。(ジャンプからの滑空)
でも最終的には、飼っている蜘蛛くんが一番好きそうなものを選んであげたらいいかなと思います。見た目が苦手とかは多分そのうち慣れるんじゃないかな……。最初からゴキブリ平気なタイプなのでわかんないですけど……。
■脱皮
脱皮前には蜘蛛くんは絶食します。脱皮のあとも2~3日(大人だと10日ほど)は体が固まっていないのでそっとしておいてあげてください。そのあとはまた餌を与えて大丈夫なようです。
脱皮の前にお腹が黒くなるらしいのですが正直まだよくわかりません。最初からちょっと黒かったので「こういう色の生き物なのかな」って思ってたんですけどこれ脱皮前だからなのか……? ネットで見た脱皮前の同じ種類の子よりはまだお尻が明るいので、脱皮するにも、もう少し先かもと思っています。
脱皮が近くなるとおしりの毛がハゲてくるとかもあるみたい……?
糸のベッドも、どのくらいの糸感なのか不明です。今はすごーくうっすら、土に糸が張っているなあという感じ。もっとふわっとベッドを作るんだと思うのでしばらく様子見です。
タランチュラは脱皮のときは仰向け(いつも見えてるのが背中。脱皮のときはひっくり返ってお腹を上にして脱ぐ)になるらしく、うつ伏せで脱皮するとほぼほぼ失敗して死ぬそうで。それだけが気がかりです。
うつ伏せで脱皮しようとしてたら、そっと仰向けにしてあげると良いというのを見たので、もし失敗しそうならなんとか助けてあげたい。