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その甘い果実を僕は食べたい!

作者: 七瀬





僕の好きな女の子は、3人いる、、、!


1人目は、、、?

僕の高校の時の後輩で、元気いっぱいで笑顔が似合う女の子。

彼女の名前は 『竹村 このえ』20歳で僕より2つ下の女の子なんだ!


背が低く、少しぽっちゃりした色白のもちもち肌。

このえと一緒にいると、、、?

僕も元気をもらえるよ、、、!



いつの間にか、僕はこのえの事が気になるようになっていたんだ、、、!




2人目は、、、?

高校の時の担任の先生だ、、、!


先生の名前は 『柳田 つむぐ』当時27・8歳ぐらいだったと思う...。

先生に、直接年齢を聞いても、、、?


『村瀬クン! 女性に歳を聞くのは、、、失礼なのよ!!!』


・・・と怒られた事があるからだ!


でも、大人の女性ひとって感じで、僕はそんな先生が好きだった!

子供には出せない! 大人の色気がある女性だなって思って僕は見ていたんだよ!



今でも、たまに先生に会う事があるよ。




そして最後の3人目は、、、?

幼馴染の『白川 ミサオ』僕と同じ歳で22歳ジムトレーナーの仕事をしている。


ミサオは、気が強く男勝りで負けず嫌いの女の子なんだ、、、!

人前で、泣いたりしないけど、、、。


僕の前だと素直に、泣いたり本当に想っている事を話してくれる。

僕はそんな、ミサオが凄く愛おしいく思えるだよ!




そんな3人の女の子が好きな僕の名前は 『村瀬 一喜』22歳会社員。


最初に言っておきたいのは、、、?

僕は決して! 【女好きと言う訳じゃない!!!】


・・・ただ、同時に3人の女性を好きになる事もあるという事!

1人に、しぼる事なんかできないよ!



3人とも、同じだけ僕は好きなんだ、、、!!!



ただね、、、?

この僕の気持ちを、3人に話したことはない、、、!


それに、僕の事を好きなのかもわからないしね。






そんな風に想っていたある日、、、。


僕の高校の時の後輩、このえから久しぶりに僕に連絡があったんだよ、、、!


『村瀬先輩! お久しぶりです! もし良かったら、、、? 

今度、時間ありますか、、、? 連絡待ってます!』


僕は、直ぐにこのえに返信した。


『おっ! 久しぶり! 僕は何時でもいいよ! 何時にする?』

『じゃ、○○の○○日に、仕事がPM18:00に終わるんで、○○で19:30に

待ち合わせでいいですか?』

『あぁ~その時間ぐらいだったら、、、? 僕も行けると思うよ!』

『じゃ~決まりですね! その日に、待ってます!』

『うん!』



・・・とまあ、こんな感じで、、、。

久しぶりに、このえに会う事になったんだ、、、!



『村瀬先輩!』

『よっ!』

『相変わらずですね!』

『えぇ!? 何が?』

『軽い感じが、、、。』

『そう?』

『うん。』

『じゃ~行こうか!』

『はい!』




その日、どうして僕に連絡して来たのか、、、?

二人で、飲みに行った時に分かったんだ、、、!


『私ね、村瀬先輩! 最近まで付き合っていた彼の事が本当に好きだったんです!』

『・・・ううん、あんまり飲み過ぎじゃない? このえ!』

『別にいいじゃないですか!』

『・・・・・・』

『今だから、言えることなんですが私! 村瀬先輩のことも好きだったんですよ!』

『えぇ!?』

『村瀬先輩! 責任とってくださいよ!』

『・・・えぇ!? どうやって、、、?』

『今から行きますよ~』

『・・・何処に?』

『ラブホテルです!』

『ええーーーーーーーーーーーえええええ!!!』

『私! 本気ですから!!!』

『・・・あぁ、ううん。』




僕もこのえも、かなりお酒に酔っていたのだけど、、、?

そのまま、居酒屋を出てラブホテルに直行してそのまま、、、。

流されるままにヤッてしまった、、、!?



僕は、置手紙を残して先に部屋を出たんだ、、、!


なんか? 不思議な気分だよ、、、!

想っていた気持ちが、更に好きになったように感じる。



今! 本気で3人の中で好きなのは、、、?

【このえ】と言えるよ、、、!





でもあれから、、、。

二人がそういう関係になってからは、、、? 


このえからは、連絡がパタリとなくなったんだ、、、!

携帯も変えたようだし、、、!


何故か分からないけど、、、?

このえとはもう、会えなくなったんだよ。



次に会ったのは、、、?

高校の時の担任の先生だった、、、。



柳田先生とは、、、?

道端でバッタリと会ったんだよ、、、!


『えぇ!? 柳田先生、、、?』

『あぁ~村瀬クン、、、? なんだか? 男らしくなったわねぇ~』

『先生は、何にも変わってないよ! あの頃のまま“綺麗だね!”』

『・・・もぉ~大人をからかわないでよ~!』

『僕も、もう大人だよ先生!』

『・・・あぁ、そうだったわね!』

『先生! 今日は、この後用事あるの、、、?』

『えぇ!? ないけど、、、?』

『良かったら? 僕と飲みに行かない! もうお酒も飲める歳になったし!」』

『あぁ~いいわよ!』



そのまま、お洒落なお店でお酒を二人で飲んで。

僕も先生も、あまり記憶にないまま何処かの部屋で二人真っ裸でベットで

寝ていたんだ、、、!


『えぇ!? ひょっとして、、、? あれって? 夢じゃなかったの?』

『・・・村瀬クン、昨日の事、、、覚えてないの、、、?』

『僕は、てっきり夢でも見てるんだと思ってたよ!』

『昨日の事は、夢じゃないのよ!』

『そうみたいだね!』

『えぇ! 凄く楽しかったわ!』

『・・・えぇ!? これで! 僕たちの関係は終わりって事、、、?』

『そうよ! 大人の関係でしょ!』

『・・・あぁ、』

『じゃ、服を着て! 今日は、帰って! 彼氏がもう直ぐココに来るから!』

『・・・・・・そんな、』




まさかまさか、、、!?

こんな形で、、、また終わるなんて、、、!?


【僕は、そう感じたんだ!】





僕は、少し落ち込んで家に帰る途中で、、、。

僕の幼馴染のミサオに会ったんだよ、、、!



『えぇ!? 一喜! こんなところで何してるの、、、?』

『・・・あぁ、ミサオ! 元気か?』

『どうしたの、、、 一喜?』

『ううん? 大丈夫だよ! ミサオ、今から昼ご飯でも食べに行かないか?』

『あぁ、いいよ~!』

『いつもの、定食屋さんだけどな!』

『わたしは、あそこのサバ定食好きだよ!』

『僕は、ミサオといると? 凄く楽だよ~!』

『えぇ!? それって? 褒めてるの、、、?』

『あぁ! 褒めてるよ!』

『・・・早く行こっ!』

『おいおい? 急に走り出すなよ~!』

『別にいいじゃーん!』





なんだかんだと言って、、、?

ミサオといる時の僕が、一番落ち着くのかもしれないとふと思えたんだ!


気を張らなくていいし!

自然のままの僕でいい!


きっと、ミサオも僕と同じだと思う、、、。




そして、、、。

やっと! 分かったんだ、、、!!!


僕が1番好きだったのは、、、?

【ミサオ】だという事を、、、!!!



僕は、思い切って! ミサオに言ってみた、、、!


『ミサオ!』

『うーん?』

『僕は、ミサオが好きだよ!』

『えぇ!?』

『幼馴染だからじゃないよ! 一人の女性として好きなんだ!』

『・・・何よ! 急に、、、?』

『僕と、付き合ってみないか、、、?』

『えぇ!?』

『お試しに、、、? どう?』

『・・・うーん? お試しなら? いいか! いいよ!』

『うん!』





恋愛とは、、、?

全く、分からないモノだ、、、!


最後の最後まで、気が抜けない、、、!


・・・でも、だから、、、!


『本当に好きだと想える人を、見つけ出す事ができたのかもしれない!』 





最後までお読みいただきありがとうございます。

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