今日はきれいに片付けて後は帰るだけだ
さて、二日目の夜もみんなでワイワイアナログゲームを楽しんでからぐっすり寝たら翌朝は慰安旅行の最終日だ。
布団から起きて着替えを済ませ、洗面所で顔を洗ったら最後のキャンプ料理の準備にバーベキュー場へ向かうことにする。
調理のために火起こしなどしながらきれいに澄んだ空を眺めつつ調理準備を開始したらチーフやオーナーもやってきた。
「あ、おはようございます」
「ああ、おはようキャンプは今日で最後だが気を緩めるなよ」
チーフがそういうと俺はうなずきつつ言う。
「もう楽しい慰安旅行も、今日で終わりかー、あっという間だったな」
俺がそういうとチーフは苦笑しながら言った。
「たしかにな、まあそんな遊び呆けてるわけにも行かないし、短い期間での気分転換にはここは本当良かったんじゃないか」
「ええ、貸し切りキャンプですから、見知らぬ他人に対して気を使わないといけないってことがなかったですからね、本当いいところだと思います」
「ま、トラットリアはその正反対だからな」
「たしかにそうですね。
でもお客さんの笑顔を見るのは大好きですよ」
「ああ、そうだな」
そんな事を言いながら昨日と同じように男が朝食の用意をしてる間に女性陣は朝の入浴や化粧など身だしなみを整えてる感じだ、そういう点で女性はいろいろ大変だな。
俺たちはスキレットで目玉焼きやオムレツをつくったり、ジャーマンポテトをつくってみたり、ダッチオーブンで刻みキャベツをタップリ入れたチーズドッグをつくってみたりして朝食を用意する。
料理ができあがる頃には女性陣も身だしなみの準備も終わってみんな集まってきた。
「おはようございます」
「おはよー」
「皆さんおはようございます」
笠羽さんと桜田さんとオーナーの奥さんが加わってみんなでワイワイ朝食だ。
「さて、いただきます」
「いただきます」
「ん、やっぱりうまいな」
「なんかこう気分的な問題なのかしらね」
みなでの朝食が終わったら後今日やることは食器をきれいにして返却したりする片付けとゴミなどを拾い集め掃除だ。
「じゃあ、管理人さんの手間を増やさないようきれいに片付けようか」
「はい、オーナー」
BBQ場の火を消して、燃えカスなどをきれいに片付けてから、使った鍋やスキレットなどの調理器具や食器などをきれい洗ってもとからあった場所に戻す。
「これくらい綺麗にすれば大丈夫かな?」
また夜に花火をした場所で落ちてる花火の燃えカスなどのゴミがないか見て回って見つかったものは燃えるものと燃えないものを分けてゴミ袋に詰める。
「ん、きれいになったかな」
チェックアウトは10時なのでそこまで急がなくてもいいがかといってあんまりのんびりもしていられない。
そしてゴミなどを車に積んだら最後にここの管理人さんへみんなでお世話になったお礼をいう。
「ありがとうございました、すごく楽しかったです」
そうすると管理人さんは気持ちの良い笑顔で答えてくれた。
「そう言ってもらえるのが最高8の喜びですよ。
ぜひまた来てくださいね」
そして俺たちは車に乗り込んでキャンプ場をあとにした。
帰りは何だかんだ疲れていたので皆寝てしまい、オーナーもパークングエリアとかで少しずつ休憩しながら横浜へ帰り着いた。
キャンプ場から持ち帰ってきたゴミをゴミ箱に突っ込んだりしてあとは解散。
そしてオーナーからの声がかかる。
「明日からまた営業再開だからみんな頑張ってくれよ。
じゃあ解散だ」
「はい、お疲れ様でした」
今年の二泊三日の慰安旅行も楽しかったな。
去年に比べるとかなりのんびりできたし。




