第4話
よろしくお願いします
困惑してプッツンした男爵令嬢が
想定外に読んでくださる方が多くてびっくりしてます。この短編より多いですよ。
もう日が沈みかけている。
私みたいな小さいこどもでもとまれそうな宿を探していると、あそこがいいとラナは言った。
その宿はきいろいやねで、かんばんに「一泊銅貨12枚、朝食付き」と書いてあった。
中に入ると、お上さんが私に話しかけた。
「あら、あなた1人?訳ありなのかしら。何泊するの?ここはお風呂がないから行きたいならこの通り沿いをパン屋で右に曲がった銭湯に行ってね。」
「はい、じゃあ4日おねがいします。」
「そう。これ、部屋の鍵ね。突き当たりを左よ。」
部屋のかぎを開けると、ベッドと小さめのつくえ、
おけと、コートとくつを置くスペースがあった。
つくえの上にはクッキーが1枚。
わぁ。当たり前だけどあの家のやねうらべやより
いごこちが五倍くらい良さそう。
あいつらがおかしいだけだよとララに言われたが、
疲れている私は体をぬらしたぬのでかんたんにふいてすぐに寝た。まくらがやわらかかった。
朝7時、顔を洗って食どうにおりて行った。
「あら、おはよう。パンは好きなジャムを塗って食べてね」「おはようございます」
卵やきとジャムをぬったパン、ヨーグルトを食べた。私はブルーベリーのジャムが好きだな。
ララはぬいぐるみだからいつもご飯を食べない。
だから私は代わりにま力を少し分けてあげてる。
「やっぱりアセロラの魔力は他の人より上質だな。よし、今日は森で魔法の特訓をしよう。アセロラならe級くらいの魔物は力技で倒せると思うよ。」
「はぇー。」
誤字脱字あったら教えてください