第二話
よろしくお願いします
まちについて、まずりょうがえ商をさがす。
ほう石はギルドで取引できないんだって。
店に入ると「いらっしゃいませ。」と挨拶される。
うーん、この人は笑顔がうさんくさい。
ちがうところにいこう。
しばらくたって、持ってきたほう石をお金に変えることができた。
使用人さんにもらった服に着替えて
ぼうけんしゃギルドに行ってみる。
受付らしいところまでいくと、お姉さんに話しかけられる。
「あなたはまだ幼そうですけれど…ご用件は何でしょう?どなたかの知り合いですか?」
「私はぼうけんしゃになりたいの。どうすればなれますか。まほうなら少し使えるよ。」
「えっと、あなた1人ですか?保護者の方とかは…
冒険者登録は10歳からなんですけど。」
「…8才はだめ?」
「そうですね。B級以上の冒険者を5人説得して、
登録試験で実力が認められれば。」
ぼうけんしゃには上から順にsabcdefgの8個きゅうがあって、
B級以上の人はだいたい15人に1人くらいだとか。
GからFはないが、きゅうを上げるにはしけんを受ける必要があるという。
「ぼうけんしゃじゃなくても薬草つんだりま物かったりしていいんですか?」
「まぁはい。その場合はこの地図の青い線までですね。」と地図をわたされた。
うーん。よくわかんない。
(ララちゃん。これは何ができるの?)
(そうだなぁ、怖がりな冒険者のFランクの行動範囲みたいな感じかな。)
「…ありがとうございます。」
私はお礼を言ってギルドから出た。
時間はまだ昼時にもなっていない。
とりあえず、冒険者の心得の本でも呼んだら?と
ララちゃんが提案したので図書館に行くことにした。
朝時 6時 昼時 12時 夜時 7時