第30話
よろしくお願いします
研修では実技と座学合わせて四日間学ぶらしい。
2階にある大きめの部屋に連れて行かれて
かんたんなテストをすると言われた。
申し込み書だけでは実力がわからないからと。
ペーパーテストは冒険者のルールとか
代表的なま物の名前が出てきた。
半分は知っていたけどあとはわからなかった。
結界ははってあるから
実技で使えるま法を2、3こ見せてほしいと言われたのでサンダーボルトとクリエイトをやった。
サンダーボルトは雷の中級ま法で、い力を調整して使う。力かげんがわからないし下手すると結界に
ヒビが入るかもしれないので控えめにした。
クリエイトはそのまんま土ま法で
頭の中で思ったものをがんばってま力を操作して
作るま法。キリンさんを作った。
「…アセロラ、このよくわかんない生き物っぽいのは何?」
「え、キリンさんですよ。」
「おれキリン?なんて生き物書いたことないんだけど。」
部屋が一しゅん静かになった。
(あれ、この世界にキリンいないんだっけ…
ごめん。キリンとライオンとパンダいなかった。)
どうしよう。絵本に出てきた空想の生き物って言ったら納得してもらえるかな。
「ごほん。アセロラさんの魔法実技は
研修所での養成基準に達していますね。
ではここの地図と書類を渡すので
明日は昼ごはんを持って10時にきてください。」
と職員の人に言われて解散になった。
魔法の名前が安直ですよね。
思考力ないもので。
誤字脱字とかあったら教えてください




