第25話 初耳のじょうほう
よろしくお願いします
ギルドにいらい達成の手続きをして、
ほうしゅうを受け取る。
商会に戻ってきた私たちは
ひとまずリチャードさんのいらい報告を聞いていた。
「つまんなかったよ。 雑魚しかいなかったし。」
「あなたの口頭説明が当てにならないことは知っているから依頼達成書を出しなさい。」
「はいこれ。」
リチャードさんは3枚の紙をクリップで止めたものを差し出した。
「Cランクの魔物もいるでしょうに。」
「いつも通り評価は星4だな。
全員でやると5になるけど。」
「で、アセロラ?だっけ。君は誰?
3人の誰かと知り合いかなんかでしょう?」
「あ、はい。リナ姉様とは私が小さい頃からの付き合いです。」
「そうなのよ。
家の事情で家出して冒険者になりたいって。」
「ふーん。試験は受けたの?」
「しけん?」
「あ、アセロラは知らないか。」
「初級冒険者のための研修所があることは
知っているだろ。そこで、年齢問わず素質がありそうだと思われた奴は試験を受けて、それでいい成績を取ると推薦をもらってランクをあげたりできるんだ。」
「そうなんですね。」
「明日にでも行ってきたらいいんじゃないかしら。特にすることもないでしょうし。」
「私たちも基本的に活動するのは週3だしね。」
「おれ君に興味あるしついていっていい?」
「ど、どうぞ。」
リチャードさんに対するリナ姉様の口調を少し迷いましたね。
今絶賛現実逃避中の作者です!
朝早い人はもう寝ましょう。
(自分を棚に上げて)
次の更新は土曜までにします。




