第16話 あさです
よろしくお願いします
誤字脱字あったら教えてください
その日の夜はゼラさんをのぞいて3人でボードゲームをした。楽しかった。
朝、目を覚まして
見なれない天井に戸惑っていると
「アセロラ、おはよう」
隣にリナ姉様がいた。
「りなねえさま?」
「昨日あのまま寝ちゃったでしょう。
だから私の部屋に運んだの。
デイジーも誘ったんだけど
一緒に寝る必要はないからって。」
「そうなんだ。おはよう。」
「ほら、着替えて朝ごはんを食べましょう。
うちの料理担当のごはんは美味しいんだから。」
テーブルにはスクランブルエッグとベーコン
フレンチトーストと取り分けるサラダ、
りんごジュースがあった。
席にはデイジーさんとノエルさんがもういた。
「2人ともおはよう。」
「遅かったわね。」
「姉様のお母様とお父様は…?」
とつぶやくと
「あぁ、母はいつも朝食を自室でとるんだ。
父は昨日帰ってくるのが遅かったから
まだ寝ているんじゃないか。」
「そうそうお兄様、リチャードさんの欲しい物知らない?仲良いでしょ。」
「うーん、去年は適当に魔導書をプレゼントした
だけだからな。」
「適当…リ、彼の得意な火魔法の高い上級書を
送っておいて?」
「それは適当って言わない。
去年のデイジーがゼラにあげてたプレゼントの
方が適当だったわ。」
「なに送ったんですか?」
「本屋で目についた小説を二冊ね。」
「…言い方が違ったな。
物の種類を適当に選んだだけだ。」
「細かいのはどうでもいいから。
もういいわ、本人に直接聞くもの。」
「そうか。あとで教えてくれ。」
アセロラがノエルさん呼びにかえたのはなんか違うと思ったからです。
ノエルさんの母、父呼びは
本人らがいない時そうなります。
いる時は父さんと母さんです。
リナ姉様はアセロラに影響されました。
リ、で止まったのはリチャードって名前が長いと思って途中彼に変えたからです。




