「スイカをご馳走している」
大っきくて丸ぁるいスイカ
すいすいスイカ〜
もう、泳いでる
スイカ、泳いでる
嗚呼、全ての水がスイカになってしまったら
あの娘の瞳には何が映るのだろう
それはさておき、お前さ
明らかにスイカをご馳走しているよね
大っきくて丸ぁるいスイカ
水々しくて甘ぁいスイカ
明らかに、ご馳走しているよね
お前、スイカをご馳走してるよな
あのな
自覚持てよ?
お前、スイカをご馳走してるんだからな?
ちゃんと分かってろよ?
お前、明らかに
絶対に
スイカをご馳走している
すいすいスイカ〜
すいすいスイカ〜
赤くて古いあの車は
すいすいスイカ〜
あちゃ〜、車でした〜
果物じゃありませんでした〜
残念〜
嗚呼、全ての罪が許されてしまったら
あの娘は一体何を想うのだろう
もしかしたら「栓閉めないまま給湯ボタン押しちゃったかもなぁ」と思ってるかもしれない
ところでお前さ
話をいきなり変えて申し訳ないけどさ
確実にスイカをご馳走しているよね
大っきくて丸ぁるいスイカ
夏場で恋しい甘ぁいスイカ
確実に、ご馳走しているよね
お前、スイカをご馳走してるよな
あのな
自覚持てよ?
お前、スイカをご馳走してるんだからな?
ちゃんと分かってろよ?
お前、確実に
どう見ても
スイカをご馳走している
まぁスイカ好きだから別にいいけどよ