表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Gaillardia・Coral   作者: 海花
森の国
36/105

◆奇祭⑤

皆様のおかげで1000PVいきました!

ありがとうございます!

「この祭りは私達の祖先を導いた精霊達に感謝する祭りだ。

精霊達が人に紛れて遊べるように、参加者は必ず精霊に扮する必要がある

仮面は無料配布されるから必ずつけてくれ……あとは……祭りの目玉は精霊の加護への感謝として魔獣狩りの大会があるかな。

魔獣狩りの大会は飛び入りも可能だが、まぁ、腕に自信が無いなら死ぬこともあるからおすすめはしない。

優勝したからって別に欲しいものが貰える訳じゃなくて森の守護者の称号が授与されだけだしな……」


めんどくさい、と言う雰囲気を隠しもしない割にはキーが丁寧にナツへ説明する。

その説明をへぇ。と聞いていたナツが魔獣狩りはちょっと怖いけどみんなが精霊に、っていうのは楽しそうだね、とニコニコと上機嫌な笑みを浮かべる。


「ちょっと、祭りの様相が変わってるから外の人間はこの祭りのことを"奇祭"と呼んでいる」


「記載……?」


キーの補足にナツが何に?と首を傾げるので変わった祭りだって事。とキーがため息混じりに答える。


「そうだ、明日が本祭だから祭りで2人が使う仮面はうちで用意するね」


ライムとの話がひと段落ついたセンがナツの方を振り返り仮面をつけていてもにこりと笑っていることが分かる声音にいいの!?とナツが期待に満ちた目を輝かせる。


「勇者も精霊になっちゃうのかー、楽しみだなぁ」


まだ見ぬ仮面に思いを馳せるナツにライムがなんとも言えない顔を向けるが何か言っても仕方ない、と色々諦めた後でセンの方に顔をむける。


「その仮面ってもしかしてあなたがしてるそれですか?」


「あー、これ?

これは私の特注品だし、私が可愛くて付けてるやつだからこれとは違うよー

2人にあげるのはお客さん用のもっと質素な量産品のやつだよ」


センがつけている仮面を指したライムにまさかー、と笑って流したセンがもしかして、これがいいとか?と少し期待に満ちた声音で返すがライムのそれじゃないならいいです、という答えにえー……!と不満げな声を上げる。

それを軽く受け流したライムにブーブーと不満げな声を上げるセンとナツ、キーが賑やかに会話しながら30分ほど歩いたところで小高い丘の上に立派な屋敷が見えてくる。


「うわぁ、立派な館だ!」


「はは、ありがとう。

あの見えてるのが今から行く私の家だよ」


ナツがどんな人な住んでいるんだろうね、と続けようとした時に小さく笑うセンがナツに告げる。


「「え?」」


これにはナツとライムの声が重なり、思わず2人とも立ち止まる。


「あれ、言ってなかったっけ?

私、ここいら一帯の領主の娘だよ」


「えぇえええ!?」


「……領主の娘が……鶏のような何かと……え……?」


あっけらかんとした声で告げるセンにナツが悲鳴のような声を上げ、ライムが困惑したように呟くのも、わかる、私もそう思う。と言いたげにキーがその肩をそっと叩いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ