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四季詩  作者: 橋本洋一
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だけど寒椿はひっそりと咲く

冬の厳しさを纏う

色鮮やかな寒椿よ

心の寒さを厭うなよ

現実の光を見つめよ


人の心を癒すのか

それだけの存在なのか

違うに決まっているのさ

深雪に埋もれる想いとは


つらつら積もる白い雪

赤く輝く花びらを

人よそなたはどう思う?

立ち止まることができないのか


目を覚まして欲しい

現実を見定めてくれ

可能性を自ら消さないでくれ

それだけが願いなのだ


しんしんと降る切なさ

生きることは厳しさ

空は悲しく泣いている

だけど寒椿はひっそりと咲く

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