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四季詩  作者: 橋本洋一
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ヒガンバナ

私は美しく咲く花

悲しげな秋に相応しい花

人は私を不吉なものとするけど

それこそ人の勝手でしょう


私のことをユウレイとか

シビトとか言うけれど

悲しいことは言わないでください

愛されるために咲くのですから


どうか私を愛でてください

秋の夜長に輝く私を

どうか私を慈しんでください

秋の小川に佇む私を


真っ赤に染まる私は

人の血のように見えますか?

鮮やかに乱れる私は

人の死のように見えますか?


人に認められなければ

私は生きていけないのです

私を見つめてください

私を居ないものにしないで

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