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夏の日差し
夏の日差しが俺を照りつける
まるで弱った心を苛むように
気にしてしまうのは心が狭いから?
ふざけんなよと叫びたい
彼女にフラれた翌日
車を走らせて海へと向かう
ありきたりだけど
海が見たかった
砂浜で一人ぼっちで寝転ぶ
周りはカップルや家族連れ
なんだか無性に悲しくなってくる
虚しさが俺を責めたてる
お天道様が俺に問いかけてくる
お前にも非があるんじゃないかって
俺はあいつを愛していたし
浮気なんてしたことがなかった
塩の味がする波風に
俺も涙を流す
空はこんなにも蒼いのに
夏の日差しは強いのに