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四季詩  作者: 橋本洋一


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15/25

さんまの食べ方

あなたはいつもそうやって

汚い食べ方をする

私は器用に箸を使って

綺麗に身をほぐす


ほらまだ身が残っているのに

ごちそうさまなんて言わないで

さんまが好きなくせに

ぜいたくな食べ方しないで


あなたはいつもそうやって

さんまのワタを残す

私は黙って口にする

こんなにも美味しいのに


私がいないと満足に食べられない

私がいないとろくにたいらげない

なんて可愛らしい人なの

まるで子供みたいでいとおしい


今日も旬のさんまを焼くわ

脂がたっぷり乗っている

やっぱりあなたは汚い食べ方

私は綺麗に身をほぐす

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