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プロローグ

はじめまして。

読み専でしたが、様々な作品に感化されて調子に乗って執筆に手を出してしまう者です。

下手な脳内妄想ですので、見苦しい所も多々あるかもしれませんが平に御容赦を…。

「ここもダメだったか…」


 手帳に書き連ねた住所の一つに二本線を引いて消しながら一人愚痴る。

 そして、手帳の二本線が多くなった住所を見直して小さく溜め息を吐きつつ、最後の一つになった候補の住所に向けて歩き出す。


「えっと…次は、駅4つ向こうの居抜き店舗か。」


 手帳に書いてある最後の住所を声に出して確認すると、赤信号になった横断歩道に並ぶと丁度一つ隣の信号が黄色に変わったのが見えて、そんなに待たずに渡れるかなとボンヤリと思っていると母親と男の子の親子が隣に並んだ。

 ただ、その母親は手元のスマートフォンをずっと見ていて男の子はそんな母親の服の裾を握っているだけなのがチラリを見えた。


(こんな人最近多いけど、やっぱり危ないよなぁ)


 そんな事を考えて居ると、並んでいた横断歩道の信号が青に変わる。

 すると、男の子は何を思ったのか青に変わったばかりの横断歩道に母親の服の裾を手放して走り出した。

 そして、何の因果か信号無視した居眠り運転のトラックが猛スピードで走って来ていた。

 俺は、誰も母親さえも気が付いていない男の子の行動とトラックの未来が見えて自然と足を一歩踏み出していた。


 そのまま二歩目を踏み出した時に、男の子の行動に気が付いた母親が声を上げて男の子に注意をすると、男の子は立ち止まったのだが既にそこは取り返しがつかない位置だった。

 母親が悲鳴を上げる中、俺は三歩、四歩と足を進めて行く。

 アドレナリンが過剰分泌しているのか、俺にはトラックが非常にゆっくりと迫っているように見えていた。

 だが、そんなのは錯覚なのだろう男の子に手が届くと思った所でトラックは目の前まで迫っていた。


(くっ…!)


 俺は、間に合えと念じながら男の子の背中を力一杯押し出すと同時に自分の身体に衝撃が走り、体内からゴリゴリッと嫌な音を聞きながら弾き飛ばされ、アスファルトに叩きつけられた瞬間に意識が途切れたのだった。



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