人生とは、、、遊園地に似ている。私の人生考察ノートより

作者：舜風人

「ぼうや、きょうは遊園地に行く日ですよ。」

「わーい、うれしいな。空中遊泳に乗ろうかな。それとも、、ジェットコースターに乗ろうかな」

うれしい

幼童の日々の

一コマですよね。

でも？

こうして長年生きてきてみると？

振り返って

人生そのものが

まるで遊園地みたい

遊園地に似てませんか？

入場券を手にして

ワクワクしながら入る遊園地

これから何が待ってるんだろう？

まるで人生の開始みたいですよね。

その日は晴天でしたか？

それとも雨でしたか？

「せっかく来たのに、、今日は雨か」

そんな人生もあるでしょうね。

「また今度晴天の日に来ようっと」

でも、、

もうあなたには今度は無いのです。

人生という遊園地には

今回しかないからです。

雨だってそれが、、あなたに与えられた人生なのです。

雨の日の人生を生きるしかないのです。

選べない、、というのが人生です。

大金持ちの家に産まれたかった

頭がよく生まれたかった

もっと美貌に生まれたかった。

といっても今の現実の生まれを受け入れるしかないのが人生です。

貧乏で

バカで

不細工な

今の自分を受け入れるしかないのです。

というか、、

そこからの出発です、

それがあなたの人生遊園地の入場券なのですから。

さて遊園地にお話を戻します。

せっかく遊園地に来たのに

楽しめない人がいます。

こんなに天気悪くって

こんなに人込みで

文句ばかり言う人ですね。

「また今度もっといい日に来ようかな」

でもその今度は

もう実はあなたにはないのです。

今回だけです。

でもほとんどの人がそれを知りもしませんね。

人生に初版改訂版は有りません。

初版だけです。

やり直しはできない。

それがあなたの、、

そして私の人生です。

もう二度とあなたはこの人生遊園地に来ることはないのです。

それなのに

まあそれを知らないからないからなんでしょうが

お化け屋敷とか

グロ系とか

そんなのにしか入らない人っているんですよね。

そしてつらい思いをして

哀しくて

それで遊園地を後にする、、、、、。

もっと楽しいほうだって選べたのに、、。

人生でもそうですよね。

なぜか

その人って

つらい方しか

哀しいに決まってる方しか

選ばないんですよね。

もっと楽しい方だって選べたというのにですよ。

一回こっきりの人生遊園地、

どうせなら？

楽しい方を選びましょうよ？

何も好き好んで悲しい選択はやめましょうね。

どんな乗り物に乗るのかは

あなたの自由ですからね。

遊園地にはそれこそいろんな乗り物がありますよ、

そういう意味では

遊園地ってまさに人生そのもの。

コワイ見世物もあるし

楽しいファンタジーもあるし

恋も

冒険も

メルヘンも

なんでもあり、、、ですよね。

そのどれを選ぶか？

それはあなたの自由意志です。

人生もそうですね。

いろいろあります。

怖い思いもするだろうし

楽しいめにも会うだろうし

まさに喜怒哀楽の宝石箱、、

それが総体としての人生の全貌でしょうね。

その岐路で

はたしてあなたが何を選ぶか。

それはあなたの判断、、というか

自由意志ですよね？

哀しいだけの人生、、も、、無いでしょうし

楽しいだけの人生もないでしょう。

いろいろあって、、それで、、人生。。です。

それなのに？

なぜかその人は

いつもきまって

哀しい方を選んでしまう。。

まあ

これも一種の産まれ合わせた運命なんでしょうか？

さて

そうして

楽しい

哀しい？

コワイ

いろいろな乗り物に乗って

やがて

就園時間です。

え？

もうおわり？

そうですよ。

もう終わりですよ

どうぞ遊園地から退場してくださいね。

そうしてあなたは

名残惜しそうに

遊園地を追い出される、、、。

まるで

人生の終焉のように。

そうです。

人生からの退場も

まるでこんなもんでしょう？

え？、、もう終わりなのか。

人生もそうですよね？

遊園地なら、、今度また休日に来ようっと。

ですが

人生は

また今度来ようとしても

来られないんですよね。

人生は遊園地ではないです。

死んだら終わりです。

まあ悠久の時の流れから見たら

人の生死は繰り返しますが

あなたとか私の

今回の人生という短期的な視点で見るなら

それこっきりです。

「坊や、もう遊園地は終りの時間ですよ」

「え？おかあさま。もう、、終りなの？

　　また今度来ようね。ね？おかあさま？」