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つまり  作者: 石本公也
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つまり、クリスマスって訳。 4ページ。

キャベツは残りが数えられる程度だったが、その中でもなるべくおおぶりな物を選んだ。

俺達は得した気分になって、スーパーのなかを歩いた。そして、予定していた物を全て買って、スーパーを出ると、修達がコートにくるまって震えながら待っていた。

「……お、おせせぇよ」

震えた声を発しながら睨んでくる。

「すまんな。予定よりも多く買っちまった」

俺はレジ袋を掲げて言った。

「んじゃ、イルミネーションの観覧をしましょうか」

和樹が言った。俺達は頷いて、駅前の大通りに向かって歩き出す。

「こうしてみると、普通の家も飾られてるな」

大通りに向かう途中、路地を歩いていると、優太がそう言った。いつもと変わらない路地の中に、一軒だけイルミネーションを施した家がある。周りが暗いから、とても綺麗だ。

「おっ見えたぞ」

飾が指差した方向は、夜なのにすっごく明るい。俺達は、その明るい方へと歩いて行った。そしてーーーー

「……‼‼」

そこは、ファンタジーの様に幻想的だった。

夜とは思えないほど綺麗に彩られたイルミネーションは、サンタや雪だるま、雪の結晶などを模したものが多かった。しかし、そんな中、一際目立っているものがある。駅前にいつも突っ立っている大きな木だ。

いつもは唯突っ立っているだけでなんの変哲もない大きな木だが、このシーズンは見事に装飾されている。そして、この木が、この存在が、町の景色を幻想的に変えている。

「……きれぇ」

横で燕が呟いた。道ゆく人は、イルミネーションを見ずに歩いて行く。とても綺麗なのに、目を向けないのは、見慣れてしまったからか、見ても何とも思わないのか。俺は少し考えた。







「さむっ……ストーブ…」

外から帰ってきて、真っ先にストーブのスイッチを入れる。そして、ストーブが暖まる迄に買ってきた品物を冷蔵庫に入れる。コートをクローゼットにいれて、そろそろ暖まったかなとリビングに戻ると、

「ストーブの前を陣取るなっ!」

五人に向かって一喝。

「部屋が暖まらんだろうがっ!」

そう言ってストーブの前から引き剥がす作業に入った。




十分後……

「あったかいなぁ」

俺は、ストーブの前に座っていた。

寒い中、ストーブの前にいる人を引き剥がすのは無理な話で、それでも何とか引き剥がそうとしていると、何時の間にか自分もストーブの前で暖まっている。不思議だ。

まぁさっきのやつらは時間も時間って事でそれぞれの部屋に送り込んだが。

そうしているうちに、なんだか眠くなってきた。このまま寝たら火傷しそうだが、ストーブの前から離れたくない。俺はそのままウトウトして、ウトウトして…………………

土、日曜使って貯めてたストックが切れました。なのに話が浮かんで来ない。

明日、投下出来ないかもしれません。

取り敢えず次回は、へっくし。

おんたのしみに

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