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つまり  作者: 石本公也
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つまり、俺が女にしたワケで… 3ページ

空に浮かぶ雲は、不思議な模様を描いたりしています。あの雲何かに見えるんだけどな〜って思ったり。

俺の視界が捉えたその子は、髪が俺の女の時みたいに腰までは無く、背中で止まっている茶が少し入った黒髪だ。

なんと言うか、美人顏。でも笑ったらかわいいだろうなーってかおをしてる。

目線がどうしても行ってしまうのは、その胸。しかも完全な男物を着ているから余計に目立つ。

「えーっと、これが(つばめ)?」

俺は半信半疑で聞いた。着ている物はさっきまで燕が着ていた物だからだ。

「あぁ……燕だ」

そう言った和樹ですら、まだ信じていない様だ。

「じゃあ、お前らの見たままを教えろ」

今度はしっかりと聞いた。

話をまとめるとこうなる。

俺の身体(からだ)が変化する時、俺の身体が発光して、俺の姿が確認出来なくなるほどまばゆい光に包まれ、光が消えると身体が変わっているのと、黒いモヤの様な物が現れて、俺の身体を包み込み、モヤが消えると身体が変わっているのと、二つの変わり方があるのだが、今回はモヤが現れて、俺を包み込む時、そのまま燕ごと包み込み、モヤが消えると、二人とも変わっていたとゆう。

つまり、俺がいれば、人類股間計画(じんるいこかんけいかく)は完遂出来る。

「明日もしこのままだったら、一体どうすんだ?」

不安そうに燕が聞いた。しかし、聞かれても困る。

「学校……行くしかないだろうな」

俺は最初女の状態で行った時を思い出していた。一週間、経ったのか。







「燕、我慢出来なかったら保健室行っても平気だからな?」

俺はそうこえをかけた。

教室で燕はやはり、周りの視線を集めた。

俺の時も視線があった。ヒソヒソごえも聞こえた。何を言ってんのか分からないから、どういう考えで自分を見てるのか分からなかったから、怖かった。だからこう言っておいた。

「おお…ありがとう、どうしても我慢出来なかったらそうする」

燕はそう言ったが、相当こたえてるみたいだ。俺は飾に話しかけた。

「おい、お前先生に話しつけてどこかの一時間身体測定であいつ教室から剥がしてくれ。かなり参ってるぞ」

「お前みたいに神経図太くないからな、あいつ。分かった、武川に言ってみる」

飾はそう言って教室を飛び出した。

授業はまだ三時間目なのに、燕はもう気分が悪そうだ。この後、耐えられそうには見えない。その時

「一年三組、山瀬(やませ) 燕君、一年三組山瀬 燕君、至急保健室に来なさい。繰り返します。一年三組………」

飾が上手くやれたみたいだ。これで大丈夫だろう。俺はそう思ったが、フラフラ~っと教室を出た燕を見て、少し不安になった。

夢で見た事もないアニメを見たりします。

この小説も夢が元だったりします。

さて、次回は、慣れも疲れも

お楽しみに。

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