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愛してるって言わないで  作者: Mariko
やっと愛してると言える
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7

「なあ。キスさせてくれよ」

 真野さんが、顔を覆ったままの私の耳元で囁く。

 首を横に振った。

 私、いま絶対、顔がぐちゃぐちゃだ。


「顔、見ないから」

 なおも食い下がってくる。

 動きが止まってしまって、奥の方が切ない。

 

 恐る恐る手をどけると、真野さんは私の顔を見つめて笑った。

「う、嘘つき」

「悪かったな。不安だったんだよ。ちゃんと気持ち良くさせれてるか」

「馬鹿……あっ」

 奥まで突かれて、思わず声が漏れた。


「キスしたいのは嘘じゃない」

 再び顔を隠そうとした私の手を掴んで、唇を重ねてくる。

 舌が口内に侵入して、喘ぎ声が抑えられない。


「気持ちいいか?」

 真野さんが顔を上げて訊いてくる。

「気持ちいい」

 快楽に身を委ねてそう答えると、さらに動きが大きくなる。

 奥の弱いところを抉るように突かれて、身体が大きく跳ねた。


「んん、待って、イきそ、真野さん、待って、あっ」

「俺も、もう出る」

 真野さんが、覚えたように私の奥を責め立てる。

「待って、本当にイく。本当にイく」

「イけよ、亜希」


 真野さんの命令に、私はビクビクと身体を震わせて、大きな波に飲まれるように、深い絶頂に達した。


 ほぼ同時に、真野さんも私の上に倒れこんできて、小さなうめき声とともに、長い時間をかけて果てた。

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