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友情

さとーさんを始めて見た時、中身は男の人かと思った。私の経験上だけど、大体ゲームというのは男性の方が上手に出来るもので、女性でももちろん上手な人はいるが、割と珍しいと思う。ミストワールドにログインしている人口割合も、7割が男性という調べが出ている。始めてさとーさんに会ったダンジョンで、華麗に鍵明けをしていたので、てっきり男性だと思ったのだが、チャットや装備のコーディネートを見て、直ぐに女性だと確信した。やたら変な男に絡まれるので、ネカマを見分けるのには長けていると思う。同じ女性で上手なプレーヤーは私の希望だ。私もこんな風に上手になれるのだと、希望が持てる。性格も良さそうな感じがチャットからして、仲良くなりたいと思った。基本的に私は負けず嫌いな性格だし、あまり女友達が多いタイプではない。でもさとーさんには、不思議と惹かれるものがあった。

「ねえねえ、フレンドいい?」

積極的にナンパする。

「ぜひぜひ!ありがと~」

やっぱりいい子そう。レベルも同じくらいだし、何より今狙っているタキさんが連れてきたフレンドだ。嫉妬やペアかもと勘繰る気持ちは0ではないが、それよりも仲良くなるに越した事はないだろう。そういった下心もしっかりあった。

 4人でつるむようになって、楽しい時間が増えた。何より、タキさんの近くに居られる時間が増えた。タキさんは誰にでもフレンドリーだから、常に誰かと組んでいて、なかなか誘う隙がない。それでも、積極的に自分から話かけていると、タキさんからも誘ってくれるようになった。最初に会ったのは、日課のクエストで欠員が出た時に、FUMIさんが連れて来たのがタキさんだった。キャラメイクがどストライクだったので、すぐにフレンドになってもらった。同じ時にフレンドになった野良の人がストーカー化した事を相談したのがきっかけで、ぐっと仲良くなった。ゲーム内とはいえ、変な男につきまとわれるのは怖い。タキさんに相談していたのだが、結局タキさんがリアル彼氏の振りをしてくれて、やっとそのストーカー男も諦めてくれた。このまま本当に私の彼氏になってくれればいいのにと思った。

 持論だが、こういうゲームを通して恋愛出来る人と全く理解してもらえない人と、2パターンに分かれるというのが、自分の経験上行き当たった答えだ。FUMIさんは後者だった。戦闘の上手いFUMIさんの事がどうしようもなく魅力的に見えて、ペアになれた時は舞い上がったが、すぐに私の事を好きにはなってはくれないと悟った。当時はそれなりにヘコんだし、一人で盛り上がったり、下がったり、気持ちのコントロールが上手く出来なくて辛かったが、付き合っていた期間も短かったので傷は浅く、すぐに立ち直った。今思うと、FUMIさんが恋愛体質ではないと分かって、自分のものにはならないけど、誰かのものにもならないという絶対的な安心感があったから、直ぐに諦めがついたのかもしれない。

 タキさんは前者で、すぐにさとーさんの事が好きだと分かった。アバター越しでも、いつも視線がさとーさんを追いかけている。自分の勘が良く当たる事を恨んだ。それでも、不思議とさとーさんの事は嫌いになれなかった。さとーさんに全くタキさんへの恋心を感じなかったからかもしれない。

「私とPT組んでるって分かったらフミに嫉妬されそーw」

そんな事言って、さとーさんをからかうのは、純粋にFUMIさんが恋愛しているのを知っているからだ。他人の恋愛に茶々を入れるのは楽しい。今度こそちゃんと誰かを好きになって欲しい。私が味わった恋の苦しさを味わって欲しい。そして出来ればタキさんから遠ざけて欲しい。純粋に応援する気持ちに、黒い絵の具が滲んだような汚い想いが混ざる。

「いあいあないっしょwてかふーみんそんなキャラじゃなくない?」

一緒にレベルアップして、NPC横のベンチで雑談。人通りは多い場所だったが、雑踏の中に木漏れ日が注ぎ、居心地はまずまず。こういう時間に憧れを感じていた。リアルでもネットの中でも女子の友達が少ないのがコンプレックスだった。いつも何故か遠巻きにされてしまう。仲が良いと思っていたグループの女子に陰口を叩かれるという事が、中学生の頃から始まり、大人になった今でもちょくちょくある。上辺だけの付き合いは出来ても、いつ手のひらを返した様に悪口を言われるか、自分がどう思われるかが怖くてなかなか自分の本音を話せない。女子のネットワークが怖いのだ。

リアルに比べて、ネットの中の方がまだ関係構築はマシだった。合わなかったらすぐバイバイすれば良い。フレンドを切ってしまえば、大抵の関係はそこで途絶える。さとーさんとの関係に居心地の良さを感じたのは、彼女から、女子のネットワークを持っている気配を感じなかったからかもしれない。誰とでも平等に遊ぶ。まあ最近のFUMIさんとの事は別として。二人の生ぬるい関係を見守りながら、その悩みを聞いたりしているうちに、自分の話も大分しやすくなった。仲の良い女子の友達と、気兼ねなく恋愛絡みの雑談が出来るのが、素直に嬉しかった。

「クールぶってるけどねw結構甘えん坊だよw」

ちょっと意地悪だったかな?さとーさんが嫉妬するのを見てみたい気もするが、それはFUMIさんへ対する一切のやましい気持ちが、もう私には無いから許して欲しい。

「甘えん坊!?ライムちゃん仲いいよね!」

あれ?手ごたえ無し?でもチャットだとどれくらい感情が揺れているか、測りづらい。

「まー元彼っちゅー奴よw」

打ち明けるなら今だと思った。後々分かっても後味が悪い。ここできっちり女同士で話をつけなければと思った。

「え、付き合ってたの!?」

「ゲーム内でだけどねー」

「おおおおお」

さとーさんの反応、どうなんだろう。もっと暗い反応をされるかと思ったけど、いやにテンションが高い。もしかしてそんなにFUMIさんの事好きじゃない?そう疑問にも思ったが、さとーさんの元々の性格なのかもしれない。私とさとーさんが合うのは、きっとさとーさんがこういう男性っぽいあっさりとした性格だからだ。性格を男性と女性で分けるのは到底無理な話なのだが、私の中の統計的には男性の方がなんでも根に持たない。言いたい事があれば直接言ってくるし、裏でねちねち言ったりしない人が多かった。PS高い=男性的という、色眼鏡もあって納得した。

「ゲーム内で知り合ったんだよね?」

「そうそう」

「付き合ってたってことは、今は・・・?」

「残念だけど別れちゃった~もう1年くらい経ってるよ」

「何でえええ!?」

「うーん、やっぱり向いてなかったみたい?」

「と、いいますと・・・?」

何と言えば伝わるだろうか。ちょっと考えた。私は何でFUMIさんと上手くいかなかったんだっけと、古い記憶を掘り起こした。それくらい、私にとっては過去の事になっていた。

「私は付き合ってるなら、インしてる間は一緒に遊びたいし、誰か別の人と組んでたら気になったりするんだけど、フミはそういうの、ぴんとこなかったみたいw」

「んんんなるほど・・・」

なるほどと言いつつ、納得はしていないようだ。

「言ってるさとちゃんもぴんと来てないみたいね?」

やっぱり彼女は、さっぱりした性格のようだ。というか自分がしっかりある。依存したり、執着で心がどろどろになる事があるのだろうか。思わず意地悪な笑みがこぼれた。やだ、私ったら嫌な女だ。

「いや、そんな事ないよ!一緒にいたい気持ちは分かる」

ここは肯定してくれるんだ。

「まあ私が束縛し過ぎたのかもねえ~」

束縛、それに尽きる。今何してる?どこにいる?誰かと一緒?気になれば気になるほど、ゲーム内だとどんどんチャットを飛ばせる。私はそこまでメンヘラ化する前に別れられたのだが。それって、結局私もそこまでFUMIさんに踏み込めなかったって事だ。確かに好きだったのだが、好きの深さや幅にも色々ある。

「ライムちゃんから束縛されるなんて羨ましいけどなww」

こういう言い回し、ほんと上手だ。嬉しいじゃないの。

「そもそもフミは私の事そんなに好きじゃなかったんだと思う。だから結局フレから彼女になれなかった感じかなー」

「そうだったんだ・・・」

「まー告白したのも私で、振ったのも私だしw」

一連の流れを聞いて、さとーさんはどう思っただろうか。私の事、嫌な女だと思っているだろうか。都合のいい話しだが、この子には嫌われたくないな。

「根掘り葉掘り聞いちゃってごめんね。話してくれてありがとうう」

チャットだと、どこまでが本心か見えないけど、それでも感謝の言葉を並べてくれる。なんていい子なんだろう。

「いあいあ全然!フミの事応援したいし、さとちゃんとは恋愛の話しもしたいし、こういうのって後から分かる方が嫌じゃない?だかさ先に話しておきたかったんだ」

素直に自分の気持ちを伝える。さとーさんからの反応は無かった。でも気まずい感じはしない。

「で、さとちゃんはどう思ってるの?フミの事」

だが、私はここで終わるわけにはいかなかった。早く、1日も早くFUMIさんと付き合って欲しいから。

「私さ、昨日別れたばっかなんだよね」

なんちゅータイミング。今日クリスマスだよ?FUMIさん、やっぱり彼女、彼氏いたじゃん。でも別れたって、良かったね。これでレア素材は私の物。

「え!?嘘でしょ!??クリスマスに・・・」

「ほんとそれ・・・残念ながら現実よ・・・」

これは色々と話しを聞かなければ。

「リアル彼氏?」

「うん。最近冷めてたから、振られるのも納得なんだけど」

「さとちゃんが振ったんじゃないんだ?」

「そろそろ私から切り出そうかとは思ってたんだけど、先越されたw」

「あらー・・・メンタルの方は大丈夫?」

きっと今寂しいはずだ。冷めてたと言っても、心に隙間が出来ない訳じゃないはず。でもこれは、FUMIさんチャンスじゃん。

「もちろん寂しいw」

ですよねー・・・これまでタキさんや、FUMIさんみたいな良い男が周りにいるにも関わらず、さとーさんが女っけを出してなかったのは、ちゃんとリアルで彼氏が居たからなのだろう。

「うわーん!さとちゃんフるなんてどんな男よ~!」

慰めでもあるが、興味もある。手を握り、少しでもさとーさんの心が軽くなる事を願った。

「寂しくないわけではないんだけど・・・変な話なんだけど、こうやってゲームしてる時間の方が楽しくて」

あら、それは分かる。心の底から同意する。今回別れてしまった原因も、ここにあるのだろう。人間なんて快楽主義者なんだから、楽しい所に時間を費やしてしまうのは、往々にしてあることでしょう。

「わかる~」

「ほんと?」

重ねて言うが、こんな性格だからか、本当にリアルの友達は少ない。その分数少ないリアルの友達は、気の置けない大事な友達だが、よく集団の中で言われるのは、

「いつも男にばっか媚び売ってるよね」

そう言われて同性からは遠ざけられてしまう事が多い。そりゃコミュニケーション円滑にしたいじゃん。だから愛想笑いしてただけなのに。それは男女平等にしてたはずなのに。女性の皆さんにも愛想を振りまいていたはずなのに、つくづく受けが悪い。だから私は、この男か女か、金持ちかニートか、そういう個人が全然見えないこの場所が好きだ。取り繕った私を受け入れてくれるこの世界は、私の大事な居場所だ。さとーさんにも、もっと自信を持ってもらいたいと思った。

「彼氏とか友達とリアルで遊んだりするのも楽しいんだけどさ、ゲーム内でのフレンドも大事じゃん?」

私は熱くなって続けた。

「しばらく会わない友達より、よっぽど共有してる時間長いし、今はSNSとかもあるし、出会い方って色々あるしね~」

「そっか・・・なんかもっとリアルを大事にしなきゃって思ってた」

「リアルも大事にしなきゃだけど、楽しいと思う心には嘘つけないw」

楽しいと思えば、簡単に男について行っちゃう私は、もう少し自重しなければならないのだが・・・。気づけばSNSで繋がったセフレが2、3人いる。心はタキさんが満たしてくれて、身体は別の男が満たしてくれる。今の私はそうやってバランスを取っていた。もちろん、タキさんが付き合ってくれるなら、セフレなんて簡単に切るのだけど。

「ずっと彼氏がいるから、ゲーム内では恋愛しちゃダメだとずっと思ってた」

「うんうん、きっと知らずにストッパーかかってたんだね」

「多分そんな感じだ・・・今ライムちゃんが分析してくれた事がどんぴしゃで、めっちゃスッキリしてる」

「さとちゃん真面目なんだよ」

「真面目てゆうか、発想が無かったかもw」

「私は結構すぐネットの中で誰かを好きになっちゃうよw」

「上級者すぎる!」

「いあいあw」

「でも気づくといつもふーみんの事考えてるんだよね」

「きゃー!両想いじゃん!」

私は今日何度目かの、FUMIさん早くくっついて!と心の中で叫んだ。

「いあwそれはないでしょ」

「元彼女によく打ち明けてくれたよ~」

反射的に打っちゃったけど、誤解しないで欲しい。これは本当に純粋に、打ち明けてくれた事が嬉しかった。

「ごめん!ほんと私デリカシーなさすぎ・・・」

ああ、やっぱり誤解してる。でも誤解するって事はさとーさんがつくづく純粋な人っていう証拠のような気がした。

「いあいあw話振ったのこっちだし~それにこういっちゃなんだけど、ぶっちゃけ今さとちゃんと女子トーク出来てまじで楽しいw」

「それは私もw誰にも話したことなかったし」

「ねーwこんな風に話せるなんて思ってなかったよ」

やっぱり、女子だけの恋バナしか勝たん。

「ライムちゃんはさ・・・まだふーみんの事好きなの・・・?」

おっと、まだそんな事を心配していたのか。天然と言うか鈍いというか・・・でもそういうキャラを演じているようには見えない。

「何よ今更wさとちゃんってもしかして天然?w」

「ええw天然じゃない!」

冗談はさておき、ここはきっぱり否定しなければと思った。

「私はもう全然吹っ切れてるwwそもそもまだ好きだったらこんな話さとちゃんにしないよーw」

「そっかw」

「じゃあ、会った事は?」

「ないない、そんな段階にいく前に分かれたから」

「そっか・・・」

「もしフミがひどい事言ったらぶっ飛ばすから」

にっこりとグットポーズのモーション付きで、私はそう答えた。

「ひええw」

そして、そろそろこちらの本題も話さなければ。

「私はさー最近また好きな人が出来たの」

「!」

「でも片想いなんだー」

さとーさんは気づいているんだろうか?

「ライムちゃんほどの人が!?」

「いあいあーw私なんて大したことないってww」

「そんな事ない!!」

「ちなみにさとちゃんも知ってる人だよ?」

よし、ここだと思った所で、ポップアップ音が来て心臓がびくんとはねた。まさに話題にしようとしていた本人からのパーティーの誘いだった。なんてタイミングだろう。でも無言で誘われるのが嬉しい。絶対パーティーを組んでくれるっていう信頼を感じるからだ。それに、ちょっと強引な感じにどきどきする。今日が通話に誘うチャンスなのではないだろうか。でもまだFUMIさんはログインしていない。直ぐに私はディムコードから連絡を送った。

「ディムコチャンス、至急インせよ」

返事は直ぐに返って来た。

「風呂上がった、5分後」

 FUMIさんの必死さがおかしい。彼の滑稽な姿を笑う資格が、私にはあるはずだ。

「報酬、よろしくね」

もちろん、報酬を貰う資格も。



 男1人に女の声が2。女の声の内、一人は良く知っている高音。

「初めましてータキって言いますぅ」

「いや、初めてじゃないだろw」

タキさんのかしこまった声に思わず笑って、突っ込んでしまった。どうやら恋敵らしいが、どうも自分は彼の事を嫌いになれない。犬みたいで可愛いとすら思える。自分は犬派なのでこれは誉め言葉だ。

「通話では初めてじゃん!w」

「こんばんわー」

控え目な挨拶が聞こえた。

「うわ、さとーさん?」

うわ、って何だよ。感無量過ぎて思わず漏れてしまったが、決して悪い意味のうわ、ではない。

「どうも、さとーです」

聞きやすい声。媚びている感じがしないのが、さとーさんのイメージ通りだった。透明感があって聞きやすい。平たく言うと凄く好みの声だった。

「はは、なんで敬語?w」

緊張しているのが手にとるように分かる。タキさんみたいにもっとフランクに、いつものチャットみたいに話して欲しいのに。

「ちょっと、通話初めてなんだし、あんましさとちゃんいじめないでよ?」

「いじめてませんよw」

ライムさんがいじってくる。どぎまぎしている俺とさとーさんを見て、さぞかし面白いんだろうな。基本的に、自分の恋愛に誰かが干渉してくるのは嫌いだが、今ほどライムさんの存在をありがたく思う事はない。俺の事も、さとーさんの事も知っていてくれる。それだけで心強い。そしてこんな通話の機会まで設けてくれて、彼女には頭が上がらない。風呂上がり、髪を拭きながらスマホをいじっていると通知が来たので、速攻飛んで来た自分はなんて滑稽なんだ。

「よし、通話も繋がった事だし、早速行きましょうかー」

タキさんが仕切ってくれた。もう4人で喋る事に慣れたっぽいタキさんの順応力には舌を巻く。

「俺、戦士でもいいけど、回復大変そうだから重騎士しよか?」

 そう提案して始まった冥界ツアー。改めてさとーさんの戦闘センスを感じた。固定観念に囚われずに新しい戦術を編み出す柔軟な発想。やっぱり一緒に遊んでいて楽しい。声を聴いてしまって、さとーさんがそこに人間として存在している事がはっきりして嬉しい。次は二人きりで通話したい。知れば知るほどさとーさんが欲しくなってしまう。こんな独占欲があったなんて驚くが、どうしようもなく止められない。さとーさんに感づかれない様に振る舞うだけで精一杯だ。

 パーティーも通話もお開きになり、自分もゲームからログアウトした。落ち際、ギルドマスターから金策の誘いが来たが、明日の仕事に備えて断ってしまった。ベッドに寝ころび天井を見る。リコモンで電気をオフにすると、液晶を見続けて疲労した目に暗闇が沁みてじんじんした。今日も楽しかった。1日の終わりを「楽しかった」で終えられるのは、実は凄く尊い事なのではなかろうか。でも気になるのは、次はいつさとーさんと通話出来るだろう、そればかりだった。次は二人きりで話せるように誘ってみよう。そう計画を立てているうちに、いつの間にか眠っていた。


ディムコードはスマホ版アプリもあり、スマホから通話等の通知をチェック出来る。メッセージのやり取りをするには、スマホ版がオススメだ。

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