第48話 涙赤との戦い
鬼の姿の涙赤はあかりへと攻撃する。それを葵が止めた。
「葵君ありがとう!」
「いえ!」
「2人まとめて倒してやる!」
涙赤はそういうと大きく手を振りかぶった。涙赤の手が2人へと振り下ろされる。
「「!」」
2人は式神を使ってなんとかその攻撃を耐える。
「ぐっ!」
「くっ!」
しかし、葵もあかりもその力に耐えきれずに式神ごと吹き飛ぶ。
「「ぐあ!?」」
「あかり!葵!」
薫が2人に駆け寄ろうとするがあかりに止められる。
「薫君!来ないで!!」
「だが!」
「だめ!」
「わかった……。」
雨が降り出す。
「お兄様。王子様を傷つけた。」
「雨。」
「はあっ!!」
雨の水が涙赤を襲う。しかし、涙赤には少ししか効かなかった。
「雨、その術を教えたのが誰か忘れたのか?」
涙赤の鬼の手が雨に振り下ろされる。
「きゃーー?!」
雨は吹き飛んでしまった。
「自分の妹まで……!」
「黙れ、紫源 薫!次はお前だ!」
「くっ!」
「そうはさせない!!」
涙赤の攻撃からあかりが式神を使って薫を守る。
「何?!俺の攻撃が受け止められた?!」
「くっ!」
あかりはなんとか耐えきった。その隙に葵が涙赤に攻撃する。
「!?」
涙赤に攻撃が直撃する。
「ぐあっ!」
「あかりさん!雨さんの時みたいにボクと!」
「うん!」
あかりと葵は背中合わせになって力を合わせる。
「「はぁっ!!」」
「合体技だと?!」
あかりと葵の合体技が涙赤にあたる。
「これで…」
「「なっ!?」」
あかりと葵は目を疑った。涙赤は攻撃を受けてなお立ち上がる。
「この程度で俺は倒れない!!」
「あかりさん!もう一度!」
そう言った葵を涙赤が投げ飛ばした。
「葵くん!?」
「これでお前1人だ。灯火あかり!!」
「くっ!」
あかりは絶対絶命のピンチ。涙赤の攻撃があかりへと振り下ろされた。




