第47話 合体技
葵に雷黄の雷が直撃しそうになる。それを止めたのは雨だった。雨の水が雷黄を襲う。
「?!」
「私の王子様に手をだすなら、お兄様でも許さない!!」
「雨、くそっ!」
あかりは青の攻撃を避けてなんとか持ちこたえる。
「灯火あかり!」
「雨ちゃん!」
2人は背中を合わせて息を整える。そして、2人で合体技を繰り出した。雨の水とあかりの式神の龍が合わさった水龍が出現する。
「「はあっ!」」
攻撃は青と雷黄を飲み込む。
「「ぐはっ?!」」
そして、雨が止んだ。2体の鬼はその場で気絶している。
「灯火あかり!」
「雨ちゃん!」
「「やったー!」」
「す、凄い……!」
「ふっ。」
葵は2人の合体技に驚いていた。薫は2人が少し仲良くなったのを見て優しく微笑んだ。
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「灯火、いい加減抵抗は無意味だと気づかないのか?」
涙赤はそういって灯火の入った水晶に攻撃を加える。
「ぐああああっ?!」
「全く、強情な女だ。」
「はは、妾は灯火!負けたりなどせん!!」
「ふん。」
またしても涙赤が、攻撃を水晶に行う。
「ぐああああっ!」
そんな時、部屋の扉が勢いよく開いた。
「!?」
「鬼虎涙赤!そこまでだ!!」
薫達が入ってくるのを見て涙赤は少し驚いた。
「まさか、青と雷黄がやられるとは……。」
「涙赤さん!もうやめて!」
「黙れ、灯火あかり!お前に我らの気持ちなどわからん!」
「お兄様……。」
「雨、……そうか、なるほど。男の方をとったか、いいだろ。お前達まとめてここで始末してやる!!」
涙赤は鬼の姿へとみるみる変わっていった。




