僕の最愛の彼女
僕は、13歳の時に友達がいなかった。だけど、とある女の子が喋りかけてきてくれた。
「ねぇ、日森君。なんで、いつもそんなに寂しそうな顔をするの?」と、佐原さんが、喋りかけてくれた。
僕は、「そんなに、悲しい顔なんてしてないよ」
と僕は言ったが佐原さんは、「え、だっていつも、外眺めてるし、つまんなそうな顔をしてるから」
「僕そんなにつまんなそうにしてるの?」
「してるよ!だから、いつも何考えてるのかなって思ってたの」
「へぇー」
そして、そこから、僕と佐原さんは仲良くなってった。
「今日は、どこ行くの?」
「うーん。日森君は、どこ行きたい?」
「...かつ」
「なんて?」
「推し活を一緒にして欲しいです!」
と僕は言った。そして、佐原さんは驚いた顔をしたが、「いいよ」と言ってくれた。
そして、いよいよ、女子と初めての推し活をする事になった。
佐原さんは、歩いている途中で
「とこで、誰の奴を見に行くの?」
「明日香ちゃんっていう有名なアイドルなんだけど知ってる?」
「あー!知ってるよ。チケット取れたの?」
「うん。間違って、2枚取れたから、勿体無いなと思って佐原さんを誘ったんだよ」
「へー」と不思議そうに佐原さんは言った。
そして、会場は大声援でいっぱいでステージは、終わった。
「楽しかったね!」
「うん。めっちゃ楽しかった!!特にあの歌がめちゃくちゃよかった!」
「ね!とってもよかったよね」と僕達はその日は、明日香ちゃんの話でいっぱいだった。
「今日はありがとう!また明日ね」と佐原さんは言って帰路へと歩いて行った。
そして、次の日佐原さんは来なかった
最初は、風邪かなと思いながら過ごしていたが、1週間もたっても学校に来なかったので、僕は不思議に思い、先生にプリントを届けるついでにお見舞いに行った。
佐原さんの家についた。
「ピンポーン」
誰かの足音が聞こえてきた。
「ガッチャ」
「えーと。佐原さんのプリントを届けにきました」
「ありがとうね。」
そして、僕は思い切って佐原さんのことを聞いてみた。
「佐原さんは、大丈夫ですか?」
「雫は、昔から持病があって、その持病が悪化したの。だから、しばらくは学校に来ないかな。心配してくれてありがとうね。」
僕は黙ってることしかできなかった。
そして、家についてもずっと佐原さんの事を考えていた。
「僕佐原さんの事多分好きなんだろうな」とこの時実感した。
そして、佐原さんは、3学期になってから、学校に来た。
僕は、「佐原さん大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ!心配かけてごめんね」と佐原さんは言った。
この時なんで、僕は彼女がまだ、万全では無い事に気が付かなかったのかを今でも鮮明に覚えていた。
今日は佐原さんが、学校に来なかった。
最初は、遅れてるだけかなと思ったら。なぜなら、度々佐原さんは、遅れてくるから今日もそれなのかなと思ったが、先生が来て重い空気にした。
「みんな、よく聞いてくれ。佐原今日、持病の悪化で、もう学校に来ないくなってしまった。今は◯◯病院にいるから、良かったら、お見舞いに来てくれと、佐原のお母さんが言っていたから、お見舞い行ってあげて欲しいなと先生は思ってます」
と先生が言った。その話を聞いて、僕は一気に悲しみと、悔しさが同時に来た。
なんで、僕はもっと早く彼女が重くなっていていたのにも関わらず、気づいてあげられなかったんだろうと。
でも、もう後戻りはできない
僕は佐原さんが入院している病院にへと足を運んだ。
「佐原さん。大丈夫?」と僕は言った。
「うん。ゲッホゲッホ。大丈夫だよ」
「無理しないでね。」
「うん。ありがとね日森君」と佐原さんは言った。
僕は、耐えきれなくて、その場を後にした。
佐原さんは、「日森君!!」と呼び止めたが、僕は自分が泣いている姿を佐原さんに見せたくなかった。
そして、その次の日もまたその次の日もお見舞い行った。
だいぶ佐原さんの容態は安定していて、僕は少しほっとしていた。
そして、その後僕は佐原さんに思い切って言ってみた。
「佐原さん退院したら、伝えたい事があるんだ」と僕は言った。そして、佐原さんは、「うん!分かった」と言った。
そして、佐原さんが退院して、放課後校舎裏へと、呼び出した。
「佐原さん。僕は君と出会ってとても充実した学生生活を送れたました。そして、僕は、佐原さんが入院して思った事があったんだ。もっと佐原さんを支えてあげたいと思いました。僕は佐原さんが好きです付き合ってください!」僕は言った。振られてもいい。そう思った。
そして、佐原さんは「うん!私も日森君のことが好きだよ。私でよければお願いします」
そして、僕達は結ばれた。
今は、雫と一緒に遊園地行ったりして、彼女の容態を踏まえながら、一緒に遊んだ。
とても楽しかった。
そして、帰り際に僕は、「雫、僕は君を一番に愛してるよ」
「私も日向を一番に愛してる!!」
こうして、僕の13歳最後の日
そして、僕の最後の彼女