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OZUの魔法使い
オリジナル作品です
読んでもらえると嬉しいです
この世界には、魔法というのがある。
所謂「超能力」ってやつだ。
それが使える人間もいれば、 何も使えない人間もいる。
……というかよりも、使えない というのが当たり前だ。
ゆえに、普通の人間はそういうだろう。
……だが、少し問題がある。
もしも、その魔法とやらの能力を 得た人間が憎しみと絶望に染まったら。
その人間は、やがて魔女になる……。
そしてもう、自我を抑えきれずに そいつは壊れる。
……そう、魔法使いには いくつかの種類がある。
О=oath(誓い) Z=zeal(熱意) U=undo(解ける)
……そんな、二種類の種族が 入り混じるこの世界で。
僕こと……穿紅月豆は普通のサラリーマンとして生きている。
そう思った……あの日が来るまでは……。
好評でしたら続く場合もございます