第8話 ママとのお約束
朝はパパが一番に会社に行き次にひまりちゃんが学校にでかけました。
残ったママとくまぴーでお話合いをする事にしました。
ひまりちゃんのベッドの上にいたくまぴーを抱きかかえてリビングまで連れてきました。そしてそのままソファーに座ります。
「ねえくまぴーはロボットなの?それとも妖精なの?」
「くまぴーはくまぴーなんだけど・・・機械じゃないよ。でも動物でもないよ」
「くまぴーはご飯食べても大丈夫なの?」
「食べないといけないわけじゃないけど美味しそうなら食べてみたい気がする。でもトイレには行かないよ」
「そうなんだ」(トイレトレーニングしなくて済んでラッキーかな)
「じゃあとりあえずはいろいろなものを一口ずつからね。」(離乳食みたいね)
「それとね、パパなんだけどくまぴーがしゃべるだけでもパパはびっくりするからさー。しばらく私とひまり以外の人がいたらできるだけぬいぐるみのふりして動かないでくれる?そのうちパパには全部話すつもりだけどいきなりは受け入れられないと思うんだよね。」
そう言うとママはくまぴーをぎゅっと抱きしめました。
「くまぴーがお家に来てくれてひまりも私もとってもうれしいよ」