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うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第五章 赤ちゃんのいる生活
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第1話 お家に戻ったれおちゃん

れおちゃんとママが退院します。



その後ママとれおちゃんは病院にしばらく入院していました。

ママの入院以後、パパは育児休暇というのを取ってひまりちゃんのお世話や家事とママとあかちゃんのお見舞いを毎日していました。

くまぴーは昼間は病院にいて夕方ひまりちゃんがお見舞いに行った時に一緒に帰ってきて夜はひまりちゃんと寝ていました。


ママたちをお迎えに行く日になりみんなで車に乗りました。

「やっとれおちゃんと一緒に暮らせるよー楽しみ。」とひまりちゃんは言いました。

「くまぴーも楽しみだよ」とはしゃいでいます。

「パパも」とぼそっとパパも言いました。


病室で荷物をパパとひまりちゃんが持って、ママはれおちゃんを抱っこします。

ママの予想通り?れおちゃんの漢字は「礼音」になりました。(パパが役所に届け出しました)

「お世話になりました」とママがあいさつして病院を出ました。


お家の車の後部座席にはベビーシートが付けられていてそこにれおちゃんは乗せられました。

お家に着くとれおちゃんはリビングの隣のピアノのある部屋にあるベビーベッドに寝かされました。(しばらくはママも一階で寝るためのお布団も敷いてありました)


お家にはさっそくみんなからのお祝いのプレゼントやお花が届いています。

「すごいねーれおちゃんにお祝いがいっぱい。」とひまりちゃんが言いました。

「ひまりちゃんの時もみんなたくさんお祝いに来てくれたのよー」とママはそのときの写真を見せてくれました。知らない人が自分を抱っこしている写真がありました。

「全然覚えてない・・・。」

「それはひまりちゃんが赤ちゃんだったからね。覚えてたら逆にすごいわ。」


その後みんなで(れおちゃんは寝ています)一緒にご飯を食べました。久しぶりのママのご飯です。

「ママのご飯はいいねー。お弁当とか外食も美味しいんだけど飽きるよ。」とひまりちゃんが言いました。

「確かに外食ばかりは飽きるわね・・・味付けが濃いからかなぁ。でも病院のご飯もごちそうで薄味だったけどやっぱり飽きたわ」とママも言いました。


「ママがいない間お家はどうだったの?」

「パパがお掃除とかお洗濯してたよ。でも宿題は教えてくれなかったよ。ていうかパパの説明わかんない!」と不満げに言いました。


「ふーん、ところでひまりちゃん今日の宿題はしたの?」とママが言いました。

「まだ。だって今日はお迎えに行ったんだもん」

「じゃあお風呂の前に片付けてね。」

(やれやれ、ママもいつも通りだよ・・・)とご飯を食べてしぶしぶ二階に上がるひまりちゃんでした。


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