表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第一章 くまぴーとひまりちゃんの家族
3/49

第3話 くまぴーしゃべる

サンタの秘密がばれるのでこのお話もR12で。


可愛い♡と喜んでぎゅっと抱きしめたままのひまりちゃん。うれしすぎてくまぴーをブンブン振り回しています。するとソファーの背もたれにゴンッとくまぴーの頭が当たりました。

すると「イタッ」と間の抜けた声がどこかから聞こえます。


「ねえママ今なんか言った?」とまわりをキョロキョロしながら聞きました。

「えっ何も言ってないけど?」ともうリビングからキッチンに移動していたママは冷蔵庫を開けながら返事します。

「おかしいなーなんか聞こえたんだけど」

「夕飯までに宿題しちゃったらどう?」

「はーい」とひまりちゃんはソファーにクマを置いて宿題を取り出し食卓の上に広げて始めました。


終わったので次はピアノを練習しようとピアノのふたを開けて弾き始めました。ひまりちゃんがタララーンと一曲弾き終わると

「すごいねー」と可愛らしい声がします。

「えっ?」とママとひまりちゃんが部屋の中をキョロキョロ見回します。するとくまぴーが「ひまりちゃん上手だね」と言いました。


「くまぴーしゃべった!このぬいぐるみもお話するヤツなの?」とひまりちゃんはママに聞きました。ママが持っている「おしゃべり〇マさん」というボタンを押すと言葉を話すぬいぐるみがお家にあるので同じかと思ったようです。


「えーお話するなんて機能は書いてなかったけど・・・」と『サンタからのプレゼント』設定を忘れてママは普通に返事しています。(あれ確か三千円台だからそんな高機能ついてるはずないよね?でも決まったセリフじゃなくてひまりの名前を呼んだような・・・最近のAIの進化で三千円台でもこちらの音声を認識するのかしら・・・?)


不思議に思いつつママはくまぴーに話しかけます。

「ねえ、くまぴーはお話できるの?」

「うん、できるよ。」と幼い子供のような可愛い声でお返事しました。


「サンタさんからのだからすごいのかなぁ。でも私は兄弟いないからお家でお話できるのうれしいな~」とひまりちゃんは素直に喜んでいます。


あれ、これは3000円じゃなくて30000円とかの見間違いだった?後で通販の明細見なくっちゃとママは心の中で再び焦っています。(ママはうっかり屋さんなのでミスはよくあることなんです。皆さんも通販の際は気を付けましょう!)


サンタの秘密って何歳頃に気づくんでしょうね?幼稚園とかだったら悲しいわ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ