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うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第三章 くまぴーのひみつ
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第7話 亜紀ちゃんの気がかり

お友達の亜紀ちゃんがお家にやってきます。いつもはくまぴーはお友達がいる間はリビングに避難させているのですが、今回はお友達と遊びます。


今日は亜紀ちゃんがひまりちゃん家に遊びに来ています。

ひまりちゃんの部屋でスマホで写真を撮って遊んでいます。

「そうだ。くまぴーも一緒に撮っていい?」とひまりちゃんが聞きました。

「いいよー」(ひまりちゃんはぬいぐるみ好きだなー)


ひまりちゃんがくまぴーをリビングから抱えてきます。(通常の130㎝サイズです)

「このくまぴーは大きいね。」と言って亜紀ちゃんは抱っこしました。

「そうなんだ。大きすぎてベッドに置くと邪魔で寝られないんだよ」

「そっかーだからいつもリビングにいるんだね」

(大きすぎてひまりちゃんとベッドで一緒に寝れないなら毎晩小さくなったのに・・・とくまぴーは思いました。)


「じゃあ撮ろう!」と二人はスマホでお互い写真を撮り合っています。動物に変身したりかわいくなったり色んな写真を撮って笑い合っています。

撮った写真を見るとなぜかくまぴーはちゃんとどれもカメラ目線しています。

亜紀ちゃんはなんだか不思議な気持ちがしました。(ぬいぐるみに視線なんてないけどなんか変な感じ・・・)


帰る時にひまりちゃんは玄関までくまぴーを抱えて来て「バイバイ」と手を振ってくれました。

亜紀ちゃんも「じゃあね」と手を振るとドアが閉まる直前くまぴーも手を振るのが見えました。

(えっ、今のひまりちゃんがしたの?でもひまりちゃんも手を振ってたしもう片手は抱っこしてたし・・・。)

しばらく玄関の前でたたずんでしまう亜紀ちゃんでした。


パパより断然鋭い亜紀ちゃんですね。でもまだ「何かあやしい」と思う程度でしょうか。

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