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うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第二章 コロナがやってきた!
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第4話 先生になったママ

お家で勉強するひまりちゃんと一緒にお絵かきします。


朝、ママは「今日から毎日、午前中はママが先生になってお家で勉強をします」と言いました。

「えーお休みなのに勉強するのヤダなあ~」とひまりちゃんは不満そうです。


「でもね、こんなにお休みしたら学校始まっても先生はピューンと飛ばして説明しないと終わらないから理解できなくてもどんどん進んで行っちゃうよ。それでもいいの?それならのんびりママと先に勉強しておいた方が良くない?」と言われしぶしぶすることにしました。


早速ダイニングのテーブルで始めます。


くまぴーは勉強しているひまりちゃんを見て「かっこいいなぁ~」と思いました。

「ねえママ、くまぴーも一緒に勉強したい!」と言いました。

「えー勉強なんてつまらないよ。」とひまりちゃんは言いました。


ママはひまりちゃんの言葉をスル―して「一緒にしたら楽しいわね。くまぴーはまずお絵かきから練習しようか。書くのが上手になったらひらがなを覚えましょう」と返事しました。


ママはひまりちゃんのお部屋からスケッチブックとクレヨンを持ってきました。

「まずはお絵かきの練習からね。クレヨンで丸とかギザギザとか好きに書いてね。」


くまぴーの手はモフモフでクレヨンを持ちにくいようですが、ママがクレヨンに棒を付けて持ちやすくしてくれました。

ひまりちゃんが勉強している横でくまぴーはクレヨンでせっせと丸を書く練習をしていました。


「くまぴーの手はクレヨンが持ちにくくて大変だな。でも隣で真面目にされたら私も頑張らないといけないよね・・・。」とお姉さんらしいところを見せたいひまりちゃんはちょっぴり勉強を頑張るのでした。


温かい良い季節になっても外に出られません。お家の中で遊ぶしかなくて退屈しています。

外に散歩に出るくらいは危険性も無くいいはずですが、逆に外に出ることを怖がるようになりました。

公園に行っても遊具を触ることもできず小さな子供たちは我慢させられる理由もわからずストレスだけが溜まっていきます。


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