表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第二章 コロナがやってきた!
17/49

第3話 新学期は始まらない

まだまだコロナで学校の休みと外出禁止は続きます。


ずっとお家にいるだけの長かった3月が終わり、4月になりました。でも入学式があるだけで学校は始まらないようです。

でも一日だけ学校に行くことになりました。新しいクラスの発表がありました。


前の担任の先生が転勤になっていたのにお別れの挨拶もできなかったのがちょっとショックのようです。

「くまぴー。せんせーいなくなっちゃってたよ。どこの学校に行ったのかもわからないし。新しいクラスの子ともなじめるかわかんないし、もう学校行きたくないよ・・・」


いつもだと新任、転任の挨拶があるのですが、今年はそれもなくウワサで知ったようです。新しいクラスの発表が有っても仲良くなる暇もなく学校がまた休みになってしまいました。


今度は新しい教科書を大量に自宅に持ち帰り、宿題もいっぱい出ていました。


しかし・・・前の学年の授業の残りをフォローするプリントとかもなく、習ってない新しい範囲の宿題をいきなり出されママは「これはもう私が教えるしかないってこと?」と怒りながら決意していました。


これまでの一か月なんのフォローも無く(電話の一本も無く)放置されていたのに、さらにそのままもう何ケ月も勉強しないまま放っておくわけにはいきません。


「学校には頼れないし、塾にも行けない。家で私が教えるしかないのね・・・」と諦めて今後は私が先生になろうと決意するママでした。


くまぴーは「勉強しないといけないなんて人間は大変だな」と思うだけでした。



大人は会社に行けますができるだけ自宅で勤務できる人は自宅勤務を推奨されています。

通勤も時間をずらすとか車や自転車など公共機関を使わないことも勧められています。

帰りの同僚との一杯とかもできませんし、昼食時のおしゃべりもできなくなりました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ