第13話 節分は痛い
2月になりました。くまぴーは初めての節分です。
2月になりました。ひまりちゃん家の節分は手巻き寿司を食べる事と豆を投げることです。でもおそうじしたくないママはいつも小袋に入った節分用の豆を準備していました。
まずは練習だよーとひまりちゃんはくまぴーに豆をぶつけます。
「鬼は外、福は内」と叫びつつ豆をぶつけてきます。
「わー痛いよ、豆って痛いもんだね」とくまぴーは涙目になっています。「くまぴーはくまで鬼じゃないのに・・・」体の大きなくまぴーは豆がビシバシ当たります。
「鬼じゃなくてもクマだからいいんだよ」とひまりちゃんは謎の理由でぶつけます。
ママはくまぴーも拾って投げたら?と言うので拾って投げます。でもくまぴーの手はあまり器用じゃないので手からポロポロこぼれます。全然当たりません。
そのうちパパが帰ってきました。
ひまりちゃんはパパをお迎えに行きます。
「パパ今日は節分だよ。早くごはん食べて豆まきしようよ!」
パパが食べ終わるとすぐ鬼のお面を持って現れます。
今度もひまりちゃんは「鬼は外、福は内」と叫びながら鬼のお面をつけたパパに豆をぶつけてきます。
パパも「痛い」と言いつつ逃げまわります。
くまぴーはじっとソファに座って二人を眺めながら(節分って痛い行事なんだなー)と思いました。
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