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うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第一章 くまぴーとひまりちゃんの家族
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第11話 くまぴー初めてのお留守番

お正月にお出かけするひまりちゃん一家、くまぴーはお家でお留守番になります。ちゃんと良い子にお留守番できるかな?

年末になりました。ひまりちゃん一家のお正月はいつもおばあちゃん家に行きます。そこは遠いので車で行き一泊します。

くまぴーをその時どうするかママとひまりちゃんは事前に相談していました。くまぴーを連れて行きたいひまりちゃんでしたが、さすがにパパにもまだ内緒なので諦めることにしました。


「くまぴーいい子にお留守番してるんだよ」と頭をなでながらひまりちゃんはまるでママのように言い聞かせました。

ママは防犯のためと言ってカーテンをひき電気をつけてくまぴーをソファーに座らせました。こうしたら人がいるように見えるんじゃない?と考えたようです。

三人を乗せた車が出て行きました。


「さてー、くまぴー一人になっちゃった。寂しいな。」とつぶやくと「一人じゃないなっしー」とピアノの上に置いてあったパンダの着ぐるみを来た梨の妖精『〇なっしー』が甲高い声で叫びました。「おらもいるずらよ~」と白くて青い角のある狛犬の妖怪『〇マさん』ものんびりと答えます。


三人?三匹?三体?のぬいぐるみ?達は一晩中いろんな話を語り明かしました。

なぜかその日からはくまぴーは「〇なっしーパイセン」と尊敬をこめて呼ぶようになりました。


帰宅したひまりちゃんはソファーに寝転がっているくまぴーを見て「ママ、くまぴー昼寝してる~」と言いました。

パパは行く前は確かソファーに腰かけていたのに、今はなぜか足をソファーの上に乗せて寝ているくまぴーに何だか違和感を覚えつつ、倒れた拍子に足が乗ったんだろうと思いました。(倒れただけなら頭や足が横向きになっているはずが顔を天井に向けて足もそろえて普通に寝ていたんですねー)


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