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うちのくまぴー ~うちのぬいぐるみ動くししゃべります  作者: MARIKO.M
第一章 くまぴーとひまりちゃんの家族
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第10話 くまぴーと過ごす冬休み

くまぴーと過ごす冬休みはどんなでしょうか。ちょっと覗いてみましょう。


クリスマスが終わるとひまりちゃんは学校が冬休みになります。

お家で宿題を片付けたり、ネット見たり、ゲームをしたりしています。


「ねえくまぴー遊ぼうよ」とひまりちゃんは言いました。「くまぴーは何ができるの?」

「えーよくわかんない」とくまぴーは答えます。そこでママが「お家でかくれんぼしたらどう?」と言いました。

「それいいね!じゃあまず私が先に隠れる」と言ってひまりちゃんがリビングから消えました。


ママはくまぴーにリビングで待つように言って20数えます。「もういいよ。くまぴー、ひまりちゃん探してきてね」

くまぴーはトコトコ歩いて行きます。まずはひまりちゃんのお部屋から見ます。ベッドの下とかのぞいても見当たりません。次はパパとママの寝室です。ベットのお布団の中にもいません。

洗面所やお風呂ものぞいてみました。もしや?とトイレも開けてみましたがいません。


「ママー、ひまりちゃんいなくなっちゃった・・・どうしよう・・・」とヘニャとした困り顔をしています。

フフッと笑いつつママもお手伝いすることにしました。


「じゃあまずはひまりちゃんの部屋をもう一度捜索しましょう」とママが部屋に入ろうとすると・・・ママは部屋のドアをギュっと壁に押しました。「みーつけた!」ひまりちゃんは壁とドアの隙間に隠れていました。くまぴーはドアが最初から開いていたので全く気づきませんでした。


「ママ、ずるい!くまぴーを手伝って」とプンプンして出てきます。

「次はくまぴーが隠れる番だよ。お家の外に出たらダメだからね」と部屋で数え始めます。

くまぴーはどうしたらいいのかわからずキョロキョロしながら立っているのでママがパパとママの寝室のお布団の下に隠しました。


「よーし、探すぞ!」とひまりちゃんが部屋から出てきてあちこち探し始めました。

パパとママの寝室を開けるとぽっこり膨らんだ布団に「いたー」と言いながらベットにダイブしました。

「ぐぇー」ひまりちゃんにつぶされたくまぴーは叫んだのでした・・・。

(かくれんぼってなかなか危険な遊びなんだな・・・と思うくまぴーでした)


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