初めてのダンジョン
ロスタイム!
お、遅くなりましたァ。。
今日タブレット届くけど、明日も更新するので許してっヾ(o゜ω゜o)ノ゛
そんなこんなで、オレの実力を証明する事には成功した。
醜態? そんなものは無かった。いいね?
「んで、アイザックの坊主。お前さんが並の剣だと本領を発揮できないってのは分かった。お前さんが此処に来た理由は、それを可能とする剣を打って欲しいって依頼か?」
ドワーフの目付きの悪いまなじりで、オレを見据えながらそう聞いてくる。
「それがメインだけど、一応冒険者としての用事がもう一つあるぞ」
「もう一つ?」
目の前のドワーフ鍛冶師ーー名はアルドーさんと言うらしいーーは、その言葉に怪訝な顔を浮かべた。どうやら心当たりが無いらしい。
オレが即答しなかったからか、視線が後ろの二人に送られる。
「あらあら、アルドーさん臨時パーティーを募集していたでしょう?」
「イルネスト魔鉱窟の件ですわ」
メルヴィナの回答とフランの補足に、ようやく合点がいったようだった。
「あぁ! この街に来てすぐに募集を掛けたのに、誰も名乗りでねぇから塩漬けになってたアレか!」
詳しく話を聞くと、アルドーさんは至高の武器を完成させる事を目標に、資金が貯まっては各地を旅しているらしい。長寿種族だからこそ出来る生活だな。
そして、イルネスト魔鉱窟の存在と奥で採取し得る希少鉱石の存在を聞いて、半年以上前にこの街に拠を移したのだとか。
武器の素材はレベルの高い物程、待ってるだけじゃ入ってこないからな。
ただ、実力はあれど新参者で知名度も低く、金銭にそこまで余裕がある訳でもないので、工房兼店舗は小さくなったのだとか。
「それなら納得ですね~。ここはイルネストですし」
「中々上手く行かなさそうだよな」
まず、一帯の冒険者のレベルはそんなに高くなく、高ランク向けの依頼も乏しい。
原因は恐らく、国境の砦に常駐する騎士が、周囲の魔物を討伐し、それを市場にも供給するからだろう。
彼の依頼に協力できる冒険者も、彼の鍛冶師としての実力を見抜き、且つ業物を打ってもらえる程に認められる人間も、現れ辛い環境だと言えた。
「余計なお世話じゃ! だが待ってみるもんじゃの。先程の魔法の腕前、剣の扱い。実力は低く見積もってもBランク以上ってところか」
「ん、今はその評価で十分だ」
そう言って差し出した手を、アルドーさんが握る。
その手のひらは歴戦の兵としての風格を感じさせる厚みがあった。
スミスハンマーだけではなく、バトルアックスも高頻度で振るっているのだろう。
相手もオレとの握手で同じ事を感じたのか、片眉が少し上がり、ほぉと言葉が漏れる。
「固い皮だの。これなら心配もあまりせず済みそうじゃ。臨時パーティーの件、よろしく頼むとする。ただ……」
「ただ?」
目の前の鍛冶職人が初めて見せた、具合が悪そうな態度にオレはシンプルにおうむ返しした。
すると、頭を掻きながら彼はこう呟いた。
「魔鉱窟で取れる素材だけじゃ、お前さんの全力を受け止められる武器を作るのは難しいぞ」
確かに、魔法との親和性の高いミスリル鉱石だが、付与をするには物理的な耐性も必要だからな。
本来であれば、より高位な武器の核となる何かが無ければ、どうしようもないのである。
ただ、オレは既にそのジョーカー的アイテムを所持しているのだ。
「おう、それは問題ないぜ。ある筋から手に入れた物があってだな……」
内緒話をするように体を近付け、見た目では想像もできない程の重量がある袋から、とある素材の一部を露出させた。
「こ、こいつぁ……てめぇ、これはもしかして」
「恐らく想像の通りだ。これに、ミスリルとかの金属を組み合わせて、アルドーさんが現状打てる最高の剣を二振り産み出して欲しいんだよ」
オレが見せた物は、当然ドラゴンから剥ぎ取った物である。
彼は竜爪や竜鱗を見て、まるで子供のように目を煌めかせていた。
「素材も技術料も金に糸目は付けないし、オレに出来る事なら何でも協力する。だからーーオレと一緒に、世界最高峰の剣を作ってみないか?」
真剣な眼差しで目の前の男を見ながら、再び手を前に差し出す。
その手を、さっきよりも勢い良く、闘志を迸らせた男が掴んだ。
「乗った!!」
ギラギラした目からは、己の夢を叶えんとする力強い意思が滲み出ている。
まったく、良い眼してやがるぜ。
◇◆◇◆◇
双方の目的が合致したオレたちは、早速ギルドに向かって臨時パーティー結成の報告と、依頼の受諾を済ませた。
だが、こちらの準備も含めて流石に即日出立という訳にもいかず、翌日集合と相成った。
「荷運びの面から見ても用意するつもりじゃったが、馬車はやはり楽だの」
「徒歩とじゃ移動速度が段違いだからな」
今は、街から数時間程の距離にあるダンジョンに、移動している。
因みに馬車はキャンベル家から、冒険者活動用にと供出されたフランの所有物である。
実家からの馬車は野良ドラゴンさんに産廃にされたので。
そして、ダンジョンに到着する。ただなぁ……。
「ふっっっつうの鉱山だな。見た目は」
「そりゃあ、元々普通の鉱山でしたからねぇ……」
初のダンジョンなのに。
まったくもう、この世界はこんなところでも夢がない。
こんなダンジョン、入り口付近の雑魚敵なんかダイジェストにして葬り去ってやる!
ぶっちゃけ、序盤は元鉱夫のゾンビや野良犬風の魔物が中心だったので、グロさ的にも割愛が好ましい。
因みに、アルドーさんは元々ここを目的にしていた事もあり、魔鉱窟の知識も豊富な上、戦力的にも申し分なかった。
「ふむ、ドワーフの戦う鍛冶師。英雄潭のメンバーとしてもアリだな」
こういう戦う鍛治士ってオレの好みなんだよなぁ。
多少無茶をしても修繕してくれるし、女性二人が後衛だからバランスも良い。
そもそも、アルドーさんみたいに話が早い人と組むのは凄くやりやすいからな。
自身で素材を収集して生産って、前世でいう自給自足みたいで憧れもある。
「崩落の心配は不要だぞ。ここは奥地から漏れる魔力によってコーティングされておる。進めば進む程地盤が固くなるんじゃ」
「しかし、鉱山タイプのダンジョンという事で色々と不安でしたが、凄い知識量ですわ。本当に助かりますわね」
「ホンそれ、としか」
「ホン……? 良く分かりませんが、まぁいいでしょう」
本当にそれだよな、の略は流石に異世界語版にアレンジしても伝わらないか。
尚、アルドーさんのアドバイスは、フランが溢した不安に対するものである。
「ん? これは人工物か?」
そんなかなりあっさりとした道中で、通路に異変が生じた。
道の先に広い部屋があるようなのだが、入り口部分には柱のような物が屹立している。
「気を付けろ。奥地から漏れ出る魔力が、壁を変質させている。ゴーレムが出てくるぞ」
背後の鍛冶師が言うように、部屋の中にはかなり大きなゴーレムが鎮座している。
その体の中心部分には、魔石とおぼしき物があった。
「ふむ。中に入ってからマトモに相手をする必要はないな。ーー付与魔法、ライトニングブラストッ」
久々に使った付与魔法でのナイフ狙撃が、物の見事に炸裂する。
ガス溜まりなども無いと調査されているので、遠慮なく撃てた。
「魔物君、爆殺!」
さて、大部屋の魔物も倒した事だし、たったと先に進――。
「なんじゃそれはぁああああ!!」
――めなかった。
なんもかんも、投稿した筈だったのに反映されなかった我が家のWi-Fiが悪い←
あと、スマホのフリック入力←
全てを政治のせいにするキャラって、確か超次元麻雀漫画産だったかな( ´・∀・`)
因みに、パーティーメンバー候補はこの先も多く出てきますが、全てが仲間になる訳では当然ありません。
ギルマス戦で話題に出た薬師幼女? その子も候補だよ?(真顔)




