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第40話

一方、謎の傀儡人形を従えし差出人不明から届いた手紙の示した場所に訪れた智貴たちだったが。


幾度となくインターホンを鳴らしても、まるでもぬけの殻にでもなったかのように返事は無かった。


しかし諦める事なく押し続けると、ようやくその主と思われしき人物の声が熱い気合いを入れながらこの周囲全体に響くように聞こえてきたのだった。



「ホ〜〜ワチャア!」


智貴

「これはあれ?もしかして修行中だったのかな?」


智貴

「だからインターホンを鳴らしても返事が聞こえなかったしそれこそ無我の境地に居たから、そんな状態になってたからこそ音が分からなかったのか?」


フェンリル(人型)

「さ、さぁ・・・?」


???

「ホッホッホ。よう来てくれたのぅ。」


???

「待っておったぞ。レジェンドナイトよ。」


智貴

「は、はぁ・・・。(なんで知ってんだろう?)」


智貴

「って、あ〜〜!そのお姿はまさに龍崎師匠!」


龍崎慎二

「ハッハッハ。さすがに覚えておったか。」


智貴

「い、引退したはずじゃなかったんですか!?」


フェンリル(人型)

「えっと・・・、知り合いなのか?」


慎二

「むむっ?これは・・・!」


慎二

「ほぉ。わしが教えた技をもう習得したんか。」


フェンリル(人型)

「技・・・?その、技ってなんだよ?」


慎二

「なんじゃ智蔵、まだ教えておらんのか。」


智貴

「誰が智蔵じゃ〜〜〜!俺の名前は智貴!」


智貴

「いい加減、覚えてくださいませんかねぇ?」


慎二

「すまんのぅ。すぐ忘れるんじゃよお主の名前。」


智貴

「もう、なんでですか・・・。」


慎二

「仕方がない。忘れてしまうもんじゃよ、人は。」


智貴

「いやいや、なんでレジェンドナイトの方はしっかりと覚えてて俺の名前は間違えるんですか。」


慎二

「う〜む、それは久しく会ったからじゃのぅ。」


慎二

「すまんの友次郎。」


智貴

「だから智貴だってば!智蔵すら忘れてるし。」


智貴

「ってか、もはや名前が一つに定着してねえ。」



続く

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