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第3話

???

「あーそうそう!ちょっとだけ言い忘れた。」


???

「シャドウにフレイ、それがお前達の名前だ。」


シャドウ

「グァァァァオォォォ!」


フレイ

「ギャオオアアアアア!」


???

「じゃあ、達者でな。そして、必ずまた会おう。」



そう言って彼は二人の龍神に手を振り、その姿が完全に見えなくなるまで静かにそれを見届けた。


そんなこんなで別れの挨拶をし、ポツンと取り残された二人はただ静かにその場で立ち竦む。



シャドウ

「グゥゥゥ・・・。」


フレイ

「オォォォ・・・。」



こうして、愛する者と永遠の別れになるかもしれない約束を交わした悲しき二人の龍神達であった。


そして幾年もの月日が流れた頃、今となっては完全にもう神社の守り神として崇めたてられた。


神社を訪れるその人間の大半は、向かい合わせで祀られている龍神が目当てだと聞くのだそう。


しかし、守り神として多くの人々を見守る二人の龍神は今でも彼との再会を待っていたと言う。



続く

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